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『キングダム』大ヒットの裏にある“大河ドラマ感”山本耕史&片岡愛之助コンビに『鎌倉殿か!』ツッコむ人も

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.12 17:37 最終更新日:2023.08.12 17:41

『キングダム』大ヒットの裏にある“大河ドラマ感”山本耕史&片岡愛之助コンビに『鎌倉殿か!』ツッコむ人も

 

 8月4~6日の、全国映画動員ランキングトップ10が興行通信社より7日に発表され、『キングダム 運命の炎』が2週連続で1位となった。次週の発表でも、1位にランクインの可能性が濃厚だ。

 

 本作は、『ヤングジャンプ』で連載中の、原泰久による人気漫画を実写化した映画シリーズの3作め。春秋戦国時代の中国を舞台に、秦国で天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい/吉沢亮)の活躍が壮大なスケールで描かれている。

 

 

「公開3日間で、観客動員数70万人、興行収入10.5億円を突破。興収50億円を超えた過去2作を上回り、シリーズ史上最高の出足を記録していましたが、2週めも好調をキープしています。『キングダム』シリーズは、日本映画史上、まれにみるスケール感に加え、豪華キャストがキャラに完全憑依していることで、原作ファンからも大好評。老若男女問わず、幅広い層が劇場に足を運んでいるようです」(週刊誌記者)

 

 とりわけ、今作で初登場となった、趙荘役の山本耕史と、馮忌役の片岡愛之助の熱演が話題を呼んでいるが、ネット上では“あのドラマ”を思い浮かべた人が多かったようだ。

 

「2人は主人公たちの敵国『趙』の将軍として出演。また、登場シーンは少なかったものの、小栗旬さんが次作の重要キャラとなる李牧役で登場したことから、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を思い出した人が多かったようです。ほかにも、同作に出演した佐藤浩市さんが秦の丞相、ナレーションを務めた長澤まさみさんが山民族としてそれぞれ登場しており、映画のレビュー欄には『鎌倉殿かよ!』とのツッコミが入っていました。

 

 また、2016年の大河ドラマ『真田丸』では、山本さんが石田三成、愛之助さんが盟友の大谷吉継を演じており、関ヶ原の戦いで西軍だった2人が、またしても同じ軍で肩を並べている姿に対しても、ネット上で感想が聞かれました。

 

 実写映画は、漫画と違って『絵』の力に頼れないぶん、役者の存在感で説得力を持たせる必要があります。しかし、山本さん、愛之助さんはそのハードルを見事にクリア。壮大なスケールであることを知らしめてくれました」(前出・週刊誌記者)

 

 趙の将軍で白髪キャラの万極を演じる山田裕貴も、放送中の大河ドラマ『どうする家康』では本多忠勝として出演中。スケールの大きな映像に織り込まれた、役者たちのそこはかとない“大河ドラマ感”が、若者だけでなく、幅広い層に支持されている理由かもしれない。

( SmartFLASH )

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