「去年(2016年)2月に長女が生まれました。大人の事情でシングルマザーなんですが、子供って本当にいいものですね。生き甲斐そのものです」
39歳の初産。「家族も喜んでくれました」と顔をほころばせるのはワンダフルガールズ(ワンギャル)として活躍した須之内美帆子(41)。育児をしながら自活するため、12月にオーガニック洗剤の販売会社「ジャパン・ビューティ・ライフ」を立ち上げた。
「野菜や果物に付着した農薬や汚れを洗い流す『自然のせんざい』がメイン商品で、ネットでのみ販売中です」
ほかにも “カワイイ系” ファッションのネットショップを展開。その一方で、モデル、タレント業を再開し、多忙な毎日を送っている。
「ネットは店舗コストがかからず、人件費も最小限。そのぶん、低価格で販売できるので、こちらにもお客さまにもメリットが大きいんですよ」
そんな抜群の経営センスは、8年半オーナーを務めたガールズバーと牛タン料理店で培われた。
「年商は1億円を超えていました。でも、もういいかな……って感じで手を引いたんです。そのあとで妊娠できたんですから、大正解でした」
ワンギャル時代、小悪魔キャラで男性諸氏を悩殺した彼女は、すっかり母と経営者の眼差しになっていた。
(週刊FLASH 2017年8月22日・29日合併号)