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北原佐和子「ケアマネージャー」で介護と女優のダブルワーク

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.09.06 16:00FLASH編集部

北原佐和子「ケアマネージャー」で介護と女優のダブルワーク

 

「女優の仕事を続けながら、認知症対応の宅老所などに12年間勤務し、介護福祉士、ケアマネージャーの資格を取得しました」

 

 こう語るのは、1982年デビュー組の北原佐和子さん。取材当日は都内で開催された「高齢者における『かくれ脱水』対策啓蒙セミナー」に介護現場のプロとして登壇。高齢者のかくれ脱水の危険性や介護現場での対応策などを、アイドル時代の逸話もまじえつつ語った。

 

 不安定な芸能界への不安が、彼女を介護に向わせたと述懐する。

 

「女優の仕事が3カ月間途絶えた時期があって、精神的にとても不安になったんです。自分と世間との接点がなくなったような気がして……。そんなときに介護の仕事に出会い、自分が誰かの役に立ち、必要とされる喜びを強く感じたんです」

 

 こうして北原さんは女優と介護業のダブルワークを始めることにーー。

 

「京都でドラマの撮影を終えてから東京に帰り、そのまま夜勤をしたり、午前中に介護で、午後に舞台の稽古に行くことも。それでも両方の仕事を辞めたくはなかったんです。今では介護の仕事も女優同様に私の生きがい。近年は介護離職者が増えているので介護の仕事の魅力も発信していきたいです」

 

きたはらさわこ
1964年3月19日生まれ 高校在学中に「ミス・ヤングジャンプ」に選ばれ、1982年『マイ・ボーイフレンド』で歌手デビュー。女優転身後は多くの作品に出演
(週刊FLASH 2017年8月22日・29日合併号)

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