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超せっかちな山田洋次監督が上島竜兵さんの衣装選びで難航…意外な顛末をダチョウ倶楽部が明かす

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.09.04 11:00FLASH編集部

超せっかちな山田洋次監督が上島竜兵さんの衣装選びで難航…意外な顛末をダチョウ倶楽部が明かす

 

 9月1日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、喜劇映画『男はつらいよ』の監督で知られる山田洋次さんと俳優の吉永小百合さんが出演していました。

 

 同番組のMC・黒柳徹子さんは、山田監督の嘘のようなエピソードを監督本人に確認していました。

 

黒柳「監督はとにかくせっかちで、俳優が(立ち)位置に着く前に『よーい!』っておっしゃるというのは本当なんですか?」

 

 

 監督はその質問に少し戸惑い、「ん~どういうことなのかな~」と自問自答しながらも答えていました。

 

山田「なんか早く(芝居を)見たいという気持ちが僕のイメージのなかにあるんです。俳優さんたちが、こういうふうに動いてこうなるだろう。『面白い! すぐに見たい!』という気持ちになっちゃうんだろうな。だから、つい『よーい!』って言っちゃう」

 

 まさかの真実でした。筆者は以前、そんなせっかちな山田監督が、意外にも上島竜兵さんの衣装選びで難航したというエピソードをダチョウ倶楽部さんにお聞きしています。

 

上島「山田洋次監督の作品(『虹をつかむ男』)に出してもらったんだけど。その映画で俺はホームレスの役だったの。それで衣装合わせの日に大箱3つぐらい用意された衣装を山田監督の前で全部着たんですけど、みんなNGで。

 

 そしたら、俺の衣装は本番当日に決めることになって、『上島さん、すいません。今日はお帰りください』って言われて。

 

 それで俺は自前の服に着替えたの。そしたら監督に『え!? それ自前?』って聞かれて。『はい』って答えたら『いいね。それでいきましょう』って。

 

『いいね』じゃないんだよ! 俺の役は1カ月以上風呂に入っていないホームレス役なんだよ。だから俺、あの映画は自前の服で出てるの」

 

寺門ジモン「生活に苦しんでる感じがリアルだったんだろうね」

 

上島「苦しんでないわ。なんで私服で『いいね』だよ!」

 

ジモン「あの服は竜ちゃんの “いっちょうらん” だもんね」

 

上島「 “いっちょうらん” てなんだよ。一張羅だろ。胡蝶蘭みたいに言うなよ」

 

肥後克広「だから竜ちゃんは、本番の日に、私服で出かけて私服に着替えて出演するっていう。なんかよくわかんない感じ(笑)」

 

 山田監督の喜劇映画は、本番前からすでに始まっていたんですね。さすがせっかちな山田監督です。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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