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【どうする家康】秀吉妹・旭の名演技に涙…から一転「アリスが評定に乱入」で「側室に権限ある?」視聴者思わず憫笑
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.04 16:50 最終更新日:2023.09.04 20:34
9月3日、NHK大河ドラマ『どうする家康』の第34回「豊臣の花嫁」が放送された。世帯平均視聴率は11.7%で、前回から1.5ポイント上昇した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
家康(松本潤)を上洛させるため、秀吉(ムロツヨシ)は妹の旭姫(山田真歩)を家康に嫁がせる。さらに母親まで人質として差し出すという秀吉に、家康と家臣たちは――という話が展開した。
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この回で注目を集めたのは、初登場となる秀吉の妹、旭姫だった。SNSでは
《山田真歩という女優さんを初めて知ったけど、年増で品は無いが純朴で愛嬌のある旭姫を達者に演じて素晴らしかった》
《母親を人質にしないため、夫と離縁してまで家康のもとに嫁いだのに、母親も人質としてやってくると聞かされた旭姫の、おどけた振る舞いに隠された衝撃と悲嘆はいかばかりか。山田真歩、圧巻の名演》
と、その演技が賞賛を集めている。
「秀吉の妹・旭は、『悲劇の姫』として知られています。1585年の『天正大地震』によって大きな被害を受けた秀吉は、家康討伐どころではなくなり、和睦を図ろうとします。そこで人質として、妹の旭を輿入れさせるのです。旭には夫がいましたが、無理やり離縁させられ、夫は自害したと伝えられています。そして、旭も家康に嫁いだ4年後に病死してしまいます。
この旭を演じた山田真歩さんは、大河ドラマ初出演。2011年の映画『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』に主演し注目を集め、以降、多数の作品に出演しています。NHKでは朝ドラ『花子とアン』『半分、青い』などに出演。演技派として高い評価を受けている俳優です」(週刊誌記者)
しかし、その後の場面で、多くの視聴者が困惑することになる。
妹を輿入れさせて、さらに実の母まで人質として送るという秀吉に対し、どうするべきか。家康は家臣団を集め、重い表情で臨む。と、そこへ現れたのは、家康の側室である「於愛の方」(広瀬アリス)――という場面だ。
《旭姫が良かったのでまあまあの回かなと思ってたら、評定に側室乱入ネタバラシ→号泣あほたわけ合唱に絶句》
《評定の途中で側室が入ってきて評定の方向が変わった。そして家康が泣き出した。なんだこれwww》
《側室って評定に口出しできる権限あるの?》
《側室が意見できる評定→数正の真意を理解してしまう家康と家臣団→さらに自分の意見を述べる側室→ここで瀬名の回想(ドン!)→ダメだ、こりゃwww》
など、このシーンに大きな違和感をおぼえた視聴者は多かったようだ。
「秀吉に屈服するか戦うか、極めて重要な評定の場に女性が、しかも正室でなく側室が、ずけずけと割り込むのは、当時の時代背景からは考えづらいでしょう。またこれは、『どうする家康』全体の問題ですが、とにかく前正室の瀬名(有村架純)を美化し、重く扱い過ぎでは、と指摘されています。毎回、回想シーンが登場し、視聴者の間では『瀬名教』という言葉もあるほどです」(同前)
次回、9月10日の日曜日はラグビーW杯の日本戦があるため、『どうする家康』は1回お休み。第35回は9月17日放送で、中村七之助演じる石田三成が初登場する。
( SmartFLASH )