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蛭子能収から佐藤慶まで…共演者が絶賛する「名脇役」の風采エンタメ・アイドル 2017.09.09

蛭子能収から佐藤慶まで…共演者が絶賛する「名脇役」の風采

 

 大杉漣や遠藤憲一などの “名脇役” 6人を主演に据えたドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系・2017年1月~4月)がブームになるなど、ふだんは助演として作品を支える俳優たちが、いま、かつてないほど注目を集めている。名脇役と呼ばれる俳優たちに、今だからこそ注目するバイプレーヤーを挙げてもらった。

 

 1996年の『キッズリターン』で、東スポ映画大賞助演男優賞を受賞したモロ師岡が挙げたのは意外な人物。

 

「蛭子能収さんは、どんなときも緊張感をまったく感じさせない。出てきたらまわりの空気を一瞬にしてグズグズにして蛭子さんの世界にしてしまう。存在がズルいと何度も思いました」

 

 師岡は、映画『白い巨塔』(1966年)などに出演した加藤嘉、小津安二郎監督作で活躍した笠智衆の2人についても語った。

 

「加藤さんは、骨と皮のような風貌なのに、なぜかカッコよく、にじみ出るようなリアルな演技が素晴らしい。きっと内面の芝居がすごいのだと思う。笠さんは、すごい存在感なのに、作品をまったく邪魔しない。芝居していないように見えて、じつは芝居をしている」

 

 田口トモロヲも、昭和の名優を熱く語ってくれた。まずは殿山泰司。

 

「自らを “三文役者” と称し、巨匠たちの名作からポルノ映画までなんにでも出演。土俗的な風采&顔ぢからで無二の存在感を示す、昭和バイプレイヤーの代表です」

 

 そして、三井弘次。

 

「黒澤明の『どん底』での絶品なる名演など、ひとクセある悪声でいぶし銀的職人気質な芝居巧者。飲んだくれの博奕好きでエピソード多数。酒でのしくじりは数知れず、口癖は『二度と酒は飲みません』」

 

 最後に、佐藤慶だ。

 

「大島渚組の映画が思想運動だった時期の常連。主演も脇もイケるリバーシブルな存在で、ニヒルな唇とカギ鼻の顔ぢからで、常に時代へのNOを体現する。『CMはやらない』という生き方を最後まで貫いた孤高のバイプレイヤー」

 

 作品が観たくてたまらなくなってきたところで、三谷幸喜作品の常連、相島一之が舞台で学んだことを教えてくれた。

 

「三谷の作品は出演者みんなにスポットライトが当たり、『その役はどんな人間なのか』というキャラクターをものすごく大切にします。そこで育ったから、僕も『主役はひとつのキャラクターにすぎない』と思うようになりました」

 

 “脇役”に注目すれば、ドラマはもっとおもしろくなる。

 

●モロ師岡が選んだ3人
加藤嘉
「『砂の器』で、泣く芝居とはこういうことかと教えられた」
笠智衆
「芝居していないように見えて芝居しているところが凄い」
蛭子能収
「周りの空気をグズグズにして蛭子さんの世界にしてしまう」

 

●田口トモロヲが選んだ3人
殿山泰司
「土俗的な風采&顔ぢからで無二の存在感を示す」
三井弘次
「ひとクセある悪声でいぶし銀的職人気質な芝居巧者」
佐藤慶
「常に時代へのNOを体現する主演も脇もイケるリバーシブルな存在」


(週刊FLASH 2017年8月22日・29日合併号)

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