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SHOW-YA・寺田恵子 結成40周年控え「つねに全力疾走! それが、うちらのスタイル」【1980年代の一世風靡シンガー】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.08 06:00 最終更新日:2023.10.08 11:18
歌番組にかじりつき、CDを買いまくった1980年代――あれから約40年、今もステージに立ち続ける「一世風靡シンガー」たちから元気をもらおう!
1989年、F1界の両雄、アイルトン・セナとアラン・プロストが共演した昭和シェル石油のCMソング『限界LOVERS』。この大ヒットにより、一躍ブレイクを果たしたSHOW-YAのボーカルが、寺田恵子だ。
「曲を作ったときは、『ヘビーすぎて売れない』って言われたの。悔しくて、1年で100本のツアーを組んで、この曲を歌いまくりました。ライブが終わった後に夜の街を歩いて、音楽が聞こえる店を見つけたら、片っ端から『演奏させてください』って飛び込みしてね。その年の大晦日に、なんとか100本めを達成。正月明けにはCMがバンバン流れていました。『いまに見てろよ』という反骨精神も、ヒットにつながったのかなって」
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1991年、メンバーとの音楽に関する“ボタンの掛け違い”と、体調面の“限界”を感じたことで、寺田はバンドを脱退。紆余曲折を経て、2005年に再結成する。
「2024年に40周年に突入するんだけど、つねに全力疾走! ライブが終わった後は、みんな息切れして、病院の待合室みたいにうなだれてる(笑)。エネルギーを残したくないの。出し切るというのが、変わらないうちらのスタイルなのかな」
てらだけいこ
1963年生まれ 千葉県出身 1985年、女性だけのハードロックバンド・SHOW-YAのボーカルとしてデビュー。現在はバンドとソロで、精力的に活動する。10月9日に名古屋、10月14日に大阪でSHOW-YAのライブを開催予定