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デビュー40周年の飯島真理 LAを拠点に自主レーベルを運営「どこにいても自分は音楽に邁進します」【1980年代の一世風靡シンガー】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.10 06:00 最終更新日:2023.10.10 06:00
歌番組にかじりつき、CDを買いまくった1980年代――あれから約40年、今もステージに立ち続ける「一世風靡シンガー」たちから元気をもらおう!
2023年、デビュー40周年を迎えた飯島真理。ドイツ留学の話が出るほどピアノに打ち込んでいた彼女は、国立音楽大学ピアノ科進学後にシンガー・ソングライターとしてデビューした。
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その直前に、アニメ『超時空要塞マクロス』の歌姫、リン・ミンメイの声を演じ、さらに主題歌を歌ってブレイク。デビュー当初はアイドル的人気を博したが……。
「目の前がパッと開けたような気がしたのは、1985年にロンドンで、アルバム『KIMONO STEREO』の制作中。アレンジとキーボードを担当したジェフ・ベック・グループのマックス・ミドルトンが『マリの音楽は世界に通用する』と言ってくれたときです」
1989年からはロサンゼルスを拠点に、音楽を作り続ける。
「あるとき、大好きなNBAのロサンゼルス・レイカーズの試合をテレビで観ていて、名実況だったチック・ハーンのユニークな言葉遣いが、一気に理解できた瞬間があったんです。曲は、英語で降りてきたり、日本語で降りてきたり……両方ありますね」
世界的に日本の1980年代シティポップが評価されるなかで、ファンも増えている。
「私の音楽を聞いてくれる方が増えてくれるのはうれしいです。アメリカで自主レーベルを一人でやっていて、たいへんなことも多いですが、どこにいても自分は音楽に邁進します」
1983年、坂本龍一プロデュースのアルバム『ロゼ』でデビュー。2023年8月2日にカバーアルバム『For Lovers Only II』を発売し、オリコン・インディーズ・アルバム・チャート15位。10月4日に『All Time Best Album』リリース。シティポップファンを念頭に置き、本人が選曲した