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森川美穂 ASKA提供『おんなになあれ』アイドルからの転機に「グチャグチャになって必死で歌う感じでした」【1980年代の一世風靡シンガー】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.11 06:00 最終更新日:2023.10.11 06:00
歌番組にかじりつき、CDを買いまくった1980年代――あれから約40年、今もステージに立ち続ける「一世風靡シンガー」たちから元気をもらおう!
「中学生のころから、『絶対に上京して歌手になる』って夢を抱いていて。渡辺美里さんや小比類巻かほるさんの路線にあこがれていたのに、なぜかヤマハは、間違えて私をアイドルにしちゃった(笑)。でも、その後いろいろなことにチャレンジできたので、それで逆によかったのかなって」
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1985年に、シングル『教室』でデビュー。当時の所属事務所・ヤマハ音楽振興会は、ルックスのいい森川をアイドル路線で売り出した。
歌にタレント活動にと超多忙な1980年代を送るなか、自他ともに認める転機の1曲となったのが、1987年リリースの6枚めのシングル『おんなになあれ』だ。
「ASKA(飛鳥涼)さんが作詞・作曲してくださった楽曲なんですけど、音域がすごく広くて、難しい曲なんですよ。アイドルはかわいく歌うことがけっこう大事ですけど、『おんなになあれ』は、もう顔のことなんか、かまっていられない。グチャグチャになって必死で歌う感じでしたね」
2023年、活動38周年を迎えた。12月6日に、ピアニスト・塩入俊哉の演奏だけで歌うセルフカバー作品集『Brightest』をリリース。今も、ステージから元気を発信している。
もりかわみほ
1968年生まれ 大阪府出身 1985年、17歳で歌手デビュー。以後、精力的に音楽活動を続け、1990年には、テレビアニメ『ふしぎの海のナディア』の主題歌に起用された『ブルーウォーター』がヒット。ボーカリスト・森川美穂としての地位を決定づけた。最新情報は、https://morikawamiho.com