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サンドウィッチマン伊達みきおが影響を受けた「ハチミツ二郎」の実力「なんか、うらやましいな」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.20 11:00 最終更新日:2023.10.20 11:00
10月10日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ「東京ダイナマイト」のハチミツ二郎さんが出演していました。
同放送回は、新型コロナウイルス感染や心不全など闘病生活が続く二郎さんにスポットをあてた『頑張れ!ハチミツ二郎SP』でした。番組では、これまでの二郎さんの芸人人生を振り返っていました。
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番組MCのサンドウィッチマンと東京ダイナマイトは下積み時代からお笑いライブで苦楽をともにしてきた仲。サンドウィッチマン・伊達みきおさんは、その当時から二郎さんのツッコミを参考にしていたと明かしています。
伊達「二郎さんのツッコミは勉強しましたね。富澤(たけし)のボケは秀逸なんで。僕のツッコミが多分下手で、ずっとくすぶっていたんですよ、きっと。二郎さんのボヤくようなツッコミ。あの一言でドカンとウケるやつ、なんかうらやましいな、というのが……」
伊達さんがツッコミの影響を受けたという二郎さんに、筆者は以前、お話を伺っています。
二郎「俺の初期の頃と伊達ちゃんは同じ口調で、でも伊達ちゃんのほうが有名になっちゃって。逆に俺が『伊達ちゃんみたいだ』って言われ始めて(笑)。それでそのしゃべり方をやめました」
二郎さんを支持するツッコミ芸人は他にもいました。同番組の前身番組でもあった『お笑い実力刃』(テレビ朝日系)で、『憧れのツッコミ芸人は誰?』という質問に、錦鯉・渡辺隆さんやオズワルド・伊藤俊介さんが二郎さんの名前をあげていたのです。
二郎「後輩から『二郎さんみたいなツッコミの奴いますよ』って、よく聞いてて。それで錦鯉を知ったんですよ」
そんな二郎さんも、参考にしたツッコミ芸人さんがいました。
二郎「シンデレラエキスプレスの渡辺(裕薫)さん。今までのツッコミはボケを1個ツッコんで次に進みますが、あの人はツッコんだ後、さらに2つ3つ言って笑いを取ってて。
『ツッコミのほうが笑いを取ってもいいんだ』というのは、渡辺さんを見て学びました。あとは少し矢作(兼)さん。その人たちを含みつつ自分のスタイルを作りました」
シンデレラエキスプレスは、関西を中心に活躍している結成35年のベテランコンビで、筆者もたいへん尊敬している大先輩です。
10月22・23日に大阪の『DAIHATSU 心斎橋角座』にて上演される『心斎橋鰻谷寄席』に出演されますので、ぜひ足を運んでみては。
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
( SmartFLASH )