『ゴゴスマ』号泣男・河合郁人「A.B.C-Z」脱退に「タイミング悪すぎ」疑問抱くファンに見せた“神対応”

 

　10月24日、「嵐」メンバーの二宮和也が、旧ジャニーズ事務所からの独立を発表した。こちらは、嵐からの脱退を断固否定したが、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が世間を騒がせているなか、グループ脱退を決断した男がいる――。

 

　12月21日をもって「A.B.C-Z」を脱退する、河合郁人（ふみと）だ。

 

　河合といえば、9月7日に開かれた旧ジャニーズ事務所の1度めの会見の翌日に、TBS系の情報番組『ゴゴスマ～GOGO！Smile！～』（CBCテレビ制作）にコメンテーターとして出演し、会見を受けての複雑な心境を吐露。「このような状況であっても応援してくださっていることに、本当に感謝しています」と話したところで、言葉を詰まらせて号泣した。

 

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　この様子は、テレビ番組の視聴者だけでなく、インターネット上でも拡散され、多くの人から共感を呼んでいた。

 

　だが、それから約2週間後の9月21日、所属する5人組グループ「A.B.C-Z」からの脱退と「40歳までに自身がMCを務める冠番組を持つ」という目標のために、旧ジャニーズ事務所に所属しながら、個人活動をしていくことを発表した。

 

　芸能プロダクション関係者はこう話す。

 

「非常にうまい立ち回りだと思いました。いま、旧ジャニーズ、つまり『SMILE-UP．』から離れても、自身の現在の知名度では、MCという目標を達成できないと踏んでいるのでしょう。

 

　民放キー局の番組でMCをやりたいとなれば、引き続きSMILE-UP．のキャスティング力にお世話になるしかない。しかしアイドル業と両立では、嵐の櫻井翔さんのように、いつまでも“独り立ちできない”印象がついて回ります。

 

　そこで、退所はせずとも脱退、という結論に落ち着いたのでしょう。もちろん、独り立ちできた際には、SMILE-UP．とのつき合いをどうするのか考えるそうですよ」

 

　しかし、ファンのなかからは、発表時期も相まって、“ブーイング”に近い疑問の声が多く聞かれていた。

 

《河合くんの脱退の理由があんまりよく分からないし、今のタイミングじゃないと思う》

 

《脱退するまでに何度も話し合いを重ねただろうけどそれにしても発表のタイミングが悪すぎる…》

 

《なんで脱退？このタイミングで？ 河合くん大丈夫？？》

 

　こうした反応で窮地かと思われた河合だが、10月20日に本誌が目撃した様子では、上手く挽回できているのかもしれない。

 

　この日も、名古屋で収録される『ゴゴスマ』に生出演し、帰京した河合。到着したJR品川駅の新幹線改札口では、茶髪にサングラス、赤いアウターと、妙に目立つ格好をした彼を出迎える数人のファンの姿があった。

 

　新幹線まではマネジャーも着けず、河合はひとりで移動していたため、ファンの声援をさえぎるものはない。「お疲れ様～」と、ファンから黄色い声援とともに手を振られると、河合も「ありがとう！」と笑顔で手を振り返す“神対応”のファンサービスだった。

 

　来たる個人活動に備えて、一人一人への対応に磨きをかけているのかも――。

( SmartFLASH )