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広瀬すず『海街diary』に選ばれた理由は「猫背でセーラー服」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.09.24 20:00 最終更新日:2017.09.25 10:14
9月15日放送の『ウタフクヤマ』(フジテレビ系)にて、映画監督の是枝裕和が、『海街diary』のオーディションで女優の広瀬すずを選んだ理由を、「すずはもう、来た瞬間に『ああ、すずだな』って感じだった」と語っていた。
オーディションになにか特別な準備をしたのかと聞かれた広瀬は、「ひとりだけ、地元の中学のセーラー服を着てって。すごく猫背だったって言われて」と当時を振り返った。
是枝も「猫背で、制服もちょっと大きかったですよね。体に合ってない感じ」と付け加える。
大きな制服を来ていったことを、わざとそうしたのかと聞かれた広瀬はこう答えていた。
「わざとじゃないです。それしかないので、イヤでした。(洋服)好きなんですけど、制服も体操服も、全部お兄ちゃんお姉ちゃんのおさがりだったんです。リコーダーだけ買ってもらってたんです」
そのリコーダーも、場合によってはおさがりをもらうことになっていたとか。
「お母さんが……私がよかったらおさがりだったんですけど、新品なものを持ってみたかったから。さすがにリコーダーは買ってほしいってお願いして、買ってもらって」
制服はみんなよりも大きいし、ひとりだけ似合ってないし。みんなより(ジャージのデザインの)線が一本多かったり。違反ではないんですけど、恥ずかしくて、イヤでした」
オーディションでこれをすべて話したわけではないだろうが、大きな制服を来た広瀬を見て、是枝は「染まっていない感じがした」という。
広瀬本人は、コンプレックスでしかなかったのだろうが、表現する仕事では、なにが幸いするかわからない。このとき、大きな制服を着ていなかったら、『海街diary』出演はなく、その後のブレイクもなかったのかもしれないのだ。