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動物大好き「吉岡里帆」ヘビだってかわいいと思える

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.09.25 16:00 最終更新日:2017.09.25 17:56

動物大好き「吉岡里帆」ヘビだってかわいいと思える

 

 日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)で、吉岡里帆が演じた三田凜華は、他人のために自己犠牲をいとわない、純粋で愛情深い女。ドラマを通じて彼女の素顔に迫る。

 

ーーこれまで個性的な役柄が多かったイメージですが、今回の凜華は比較的ご自身と重ねて演技できるのでは?

 

「似ていると思うのは、一途なところ。一生懸命やっていくうちに弱い部分が出たり、空回りしたりというのも、すごくよくわかります。半面、似てないのは、忍耐力ですかね。凜華は24年間、サトル(坂口健太郎)をずっと思い続けて、まったく振り向かれなくても尽くし続けている。台本を読んでいて、私だったら無理だなって思うときが多くて。いままで演じてきた強い女性よりもよっぽど強いコじゃないかな」

 

ーー里帆さんは酔っ払うシーンがいつも秀逸ですよね。

 

「クランクインもお酒を飲むシーンでした。でも、もっとうまく演じられたんじゃないかと……。酔っ払う演技は難しいですね」

 

ーーちなみに実際の里帆さんは、酔うとどうなるんですか?

 

「私、自分でセーブしてお酒を飲めるタイプなので、ご機嫌だけど、けっこう頭はしっかりしてますよ」

 

ーー“母子関係”がドラマのキーポイントですが、凜華は母性が強いイメージです。里帆さんはいかがですか?

 

「母が体が弱くて、子供のようというか、少女性を持っているんですね。それで、子供のころから『私が守ってあげたい』って思ってきました。そのせいか、母性って感覚はすごくよくわかります。だから動物とかも好きなんだと思います。守ってあげたくなるというか」

 

ーーなるほど。猫に限らないんですね。

 

「うん、動物大好き。こないだは蛇を見てきました。蛇に対しても母性というか、かわいいな、いいコなのーって。話を母に戻しますが、最近は、忙しくなって私が大変になってきてるのをわかってくれてるみたいで、私が体調崩すと飛んできてくれるんです。弱かった母が強くなったのかもしれません」

 

ーー確かに、一気にブレイクしましたよね。

 

「私自身はブレイクしたと思っていないんです。持続性のないものには価値を見いだせなくて。そう言ってくださる人たちが驚くような新しいことをもっともっとやっていきたいですね。忙しくなってからのほうがよっぽど悩んでいるし、不安になってます。『人より寝ないぞ』ってなにかを犠牲にして取り組んでいたり……。仕事がなかったときのほうが気楽でいられたというか、悩みも『仕事が欲しい』だけですんでいたのかなって。でも、やっぱり私、この仕事大好きだから」

 

ーー最後に、何か男性向けのメッセージってありますか?

 

「私の役は母性がひとつのポイントなんですが、男性が孤独であることを包み込めるのは女性だけっていうか、そのなんともいえないあたたかさを意識して演じているので、注目していただければ嬉しいなって思います。あとは、奥さんとか隣にいる大好きな女性が、いつもあなたのことを大事に思っているってことを、もう一度見つめ直してほしいなって思います」

 

よしおかりほ
24歳 1993年1月15日生まれ 京都府出身 NHK連続テレビ小説『あさが来た』、結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)CM出演で注目され、数々のドラマ、舞台、CMなどで活躍。1stフォトブックが東京ニュース通信社より9月15日発売

 

写真・木村哲夫
(週刊FLASH 2017年9月12日号)

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