片瀬那奈、「X」「インスタ」半年以上放置の “芸能界引退” 状態…沢尻エリカと大きな差がついた「籠城生活」の代償

 

　11月2日に主演舞台『欲望という名の電車』での芸能活動再開が発表された女優の沢尻エリカ。

 

　だが、その親友と言われた片瀬那奈の動向は、まったく聞かれなくなってしまった。

 

　2019年11月、合成麻薬・MDMAを所持した麻薬取締法違反の容疑で逮捕された沢尻が、「姉貴」として慕っていたのが、4歳上の片瀬だった。

 

　沢尻の逮捕直前には、片瀬も一緒にクラブで揚げ菓子の「ばかうけ」を食べながら、ノリノリで踊る動画がインターネット上で話題となっていた。

 

「それをきっかけに片瀬さんにも疑惑の目が向けられるようになりましたが、彼女は頑なに否定。当時、自身がレギュラー出演していた『シューイチ』（日本テレビ系）でも、『裏切られたような気持ち』と、逮捕された沢尻さんを糾弾していたんです」（芸能記者）

 

　最近の片瀬は衣料品通販サイト「LOCONDO」に入社し、社員と掛け持ちしながら、インターネットを中心に活動していた。

 

「2021年12月からYouTubeチャンネル『片瀬のNANA CHANNEL』を開設し、YouTuberデビューもしています。愛車を公開する動画では、50万回以上の再生回数を記録し、軌道に乗りかけたときもありました。しかし、動画更新は、2023年1月に投稿されて以降、ストップしています。

 

　現在は、ライブ配信だけをおこない、“推し” の韓国アイドルについて、雑談を繰り広げる日々です。

 

　Instagramは2023年5月で、X（旧Twitter）に至っては2022年12月で更新がストップしており、半年以上も、一般層に向けた発信がありません。

 

　2023年2月に始めた、有料のオンラインタロット占いも、まったく予約ができない状況になっており、芸能活動は、ほぼ引退状態と言っていいでしょう」（前出・芸能記者）

 

　普通なら、罪を犯したものが苦境からの再起を目指すところだが、片瀬と沢尻に至っては真逆の形で差がついてしまった状況だ――。

 

「やはり “虚偽報告” と、その後の対応への不信感が大きかったのでしょう」

 

　と、話すのは芸能事務所関係者だ。

 

　片瀬は2021年9月30日付で、所属事務所から契約解除を受けていた。

 

「背景にあったのは、片瀬さんの周囲で起きた沢尻さん以外の薬物逮捕事件でした。いちばん大きかったのは、2021年7月、同棲相手だったIT企業元社長がコカイン所持の容疑で逮捕されたことです。

 

　このときに、同棲していた自宅が家宅捜索を受け、片瀬さんも尿検査を受けたんです。結果は陰性で、自宅から違法薬物も発見されませんでした」（社会部記者）

 

　当初、所属事務所は本誌の取材に対し、片瀬と逮捕男性の交際や家宅捜索、尿検査を受けた事実も否定していた。だが、のちに片瀬が嘘の説明をしていたことが発覚し、所属事務所は信頼関係が失われたとして “事実上のクビ” の契約解除となったのだ。

 

「そのときすでに、片瀬さんのまわりでは、沢尻さん、同棲相手以外にも数人が逮捕されており、あまりにも違法薬物に手を出す人間が多い状態だったんです。そういった交友関係は、事務所など周囲からも忠告を受けていながら、自らの意思で交友を続けていました。

 

　それに加えて、事務所への嘘をついたとなれば、クビになって当然ですよ。それどころか、彼女の “クロ” が疑われても仕方がない状況でした」（前出・芸能事務所関係者）

 

　2021年10月、片瀬の自宅である都内マンションには、彼女の言い分を聞こうと、複数のマスコミが詰めかけていた。しかし、片瀬は部屋に閉じこもった “籠城生活” に。本誌もコメント取材をあきらめかけていたところ、片瀬は一瞬、姿を見せた。

 

　声をかけた本誌記者に対して、片瀬は「ごめんなさい、わざわざ来ていただいたのに」とひと言。薬物疑惑を尋ねると、無言のまま、軽く頭を下げて、速足で自宅へと消えていった。

 

「週刊誌の直撃取材に少し答えた程度で、片瀬さんは結局、疑惑や事務所への虚偽報告について、正式な場で説明することがありませんでした。

 

　2021年12月のYouTube開設時の生配信で、『憶測でいろんな記事が出たり、すごくつらかったし悲しかったし、悔しかった。事務所には申し訳ない気持ちでいっぱいだし、感謝もしています』と話したのみで、虚偽報告について触れることはありませんでした。

 

　口を閉ざし続けた、この対応で片瀬さんは完全にファンからも仕事仲間からも見放されたのでしょう。執行猶予期間が明けるまで、表に出ずにじっと時を待っていた沢尻さんとは、雲泥の差がついたと思います」（前出・芸能事務所関係者）

 

　違法薬物で罰されるは当然だが、嘘をつくことの “罪” も重かったようだ――。

( SmartFLASH )