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東山紀之 “親友公言” 生田斗真も独立の悲痛…「空っぽ会社」をたった一人で見守ることに
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.07 15:21 最終更新日:2023.11.07 15:29
11月7日、生田斗真が旧ジャニーズ事務所から独立すると「日刊スポーツ」が報じた。近日中に正式発表が出るという。
報道によると、生田はすでに関係者へ独立の意思を明かしており、事務所側も承諾したという。1996年に入所した生田は、グループ活動ではなく俳優の道に活路を見出した。『花ざかりの君たちへ』『ウロボロス』『人間失格』『彼らが本気で編むときは』など多数のドラマや映画に出演し、高い演技力が評価されている。
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「岡田准一さんや二宮和也さんなど、事務所の俳優組が続々と独立しています。9月の会見以降、各企業が旧ジャニーズ事務所との契約を打ち切るなか、CM出演の多い俳優組は大きな打撃を受けました。当時、P&Gは、生田さんやSexy Zone・菊池風磨さんらと直接契約に踏み切ったことも、話題を呼びました。
やはり、グループ活動がなければ、旧事務所の名前は足かせになってしまう部分が大きい。企業と直接CM契約できるなら、わざわざエージェント契約を選ぶ必要もないわけです。
演技派としての地位を確立している生田さんも、独立する可能性が高いと言われてきました。俳優組の独立は、タレントの流出と同時に、ドラマや映画に事務所の若手をバーター出演させる機会も減ってしまうため、事務所にとってかなり痛手でしょうね」(芸能記者)
続々と独立ドミノが始まるなか、一人取り残されているのが「SMILE-UP.」代表の東山紀之だ。芸能活動を引退し、不退転の決意で社長に就任したが、マネジメント機能を担う新会社代表は辞退すると報じられた。事務所の再建計画は、東山の将来に暗い影を落としている。
「新会社は、『SMILE‐UP.』から独立した会社になる予定です。しかし、芸能事務所として運営するためには、所属タレントから生まれた権利、会員組織、スタジオなどの旧ジャニーズの資産が必要です。新会社は、それらを『SMILE-UP.』から有償で買い取る必要がありますが、そのためには資金が必要です」(M&A業界関係者)
そこで、レコード会社による連合出資計画が噂されているという。
「吉本興業と同じ仕組みです。吉本興業は非上場化する際に、民放キー局や大手広告代理店などが共同で株を買い取りました。ジャニーズもソニーなど縁の深いレコード会社が、共同で出資すればいいわけです。
そして『SMILE‐UP.』は、この “売却” による利益で補償をおこなえばいい。実際、水面下でこうした動きがあると聞いています。被害者に補償する金額が算定できていませんが、『SMILE-UP.』の現株主であるジュリー前社長の手元には300億円程度は残るはず。実質、“退職金” ですね。東山さんは、事業をおこなう機能のない “空っぽ” の会社に残されることになります」(同)
東山は、かねて生田のことを「後輩ですけど親友」と公言してきた。2020年6月に生田が女優・清野菜名と結婚した際、当時MCを務めていた『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で祝福。「斗真、おめでとう! 舞台でも映画でも、斗真とはわりと濃い時間を過ごしたので、後輩ですけど、親友が結婚したような感じがします」とコメントしている。
また、自身も2010年に女優・木村佳乃と結婚しているが、「独身最後の夜、斗真と過ごしたんですよ。お祝いしてくれたんで、それをふと思い出しましたね。すごく盛り上げてくれて。お金は僕が出しましたけど」とエピソードを明かしていた。
“親友” は去り、古株も次々と独立していくなか、たった1人「空っぽ会社」に残される東山は、いま何を思うのか。
( SmartFLASH )