あのちゃん、ナイナイ岡村に「お通夜ぐらい暗い」ベッキーに「つぶやきくだらない」毒舌無双キャラは紅白で受けつけられるか

 

　11月15日、「あのちゃん」こと歌手でタレント・あのが『週刊ナイナイミュージック』（フジテレビ系）に出演。得意の毒舌で爆笑をさらう場面があった。

 

　MCのナインティナイン・岡村隆史の印象について、事前に聞かれたアンケートで、「元々暗い人だと思っていたけど、会ってみたらお通夜ぐらい暗かった。裏だと声がボクより小さい」と回答。

 

　あのが、スタジオで「思ったより、想像を絶するくらい」とつけ加えると、相方の矢部浩之が手を叩きながら爆笑。岡村が「でも、これは変えられへん。これが岡村隆史になってしまった」と真面目に語ると、あのは「シンパシー感じます」と笑顔でフォローしていた。

 

【関連記事：山口智子が夫・唐沢寿明に語った終活「散骨してくれ」】

 

　一方、矢部浩之に対る印象については、アンケートで「元々細い人だとは思っていたけど、会ってみたら木の枝ぐらい細かった。優しい」と回答。

 

　スタジオで「（首から下が）吸い取られてる感じ」とつけ加えると、やはりナイナイの2人は大爆笑。矢部が「心配してくれてるの？」と聞くと、あのは「心配です」と笑顔で返していた。

 

　話題は、ベッキーとの関係に。矢部が「毎日ネットニュースでベッキー出てくるけど、あれは何なの？」と聞くと、あのは「ベッキーさんに『共演NG』にされちゃってて」と切り出し、「（テレビ番組で）『ベッキーさんのX（旧Twitter）を最近共演してフォローしたけど、つぶやきくだらなすぎてミュートした』って言ったら（ベッキー本人に）バレて『共演NG』って」と恥ずかしそうに打ち明けた。

 

　矢部から「『共演NG』ってつぶやいたのはNGじゃないよ」とフォローされると、あのは「そう。だからラジオ呼んだらノコノコ来た」と、自身のラジオ『あののオールナイトニッポン0（ZERO）』（ニッポン放送）にベッキーがゲスト出演したと報告。ナイナイの2人は「ノコノコ来た」という表現に爆笑していた。

 

　SNSでも、この場面は印象的だったようで、あのを称賛する声があがっている。

 

《ラジオ呼んだらノコノコ来たって言ってんのおもろすぎ...》

 

《あのちゃんにベッキーさんラジオにノコノコ来たって言われてますよ（笑）腹抱えて笑いました（笑）》

 

《あのちゃんの歌う姿はいつ見ても元気もらえる。　トークもやっぱり面白い》

 

　不思議キャラながら、ハッキリとモノを言う毒舌キャラが受け、無双状態のあの。だが、危ない局面も。

 

　6月放送の『ぐるナイSP』（日本テレビ系）に泉ピン子と出演した際、タメ口をきいたシーンが放送で全カットされていたことを明かしているからだ。

 

「8月に『おかべろ』（関西テレビ）にあのちゃんがゲスト出演した際、岡村さんは『こっちはピリピリしていた』と告白。さらに、あのちゃんがピン子さんと初対面だったと知り、驚いていました。

 

　あのちゃんは、『（ピン子さんが）全然怒ってなかったから、大丈夫なんだ、と思ってたけど、オンエア（見たら）全カットだった』と明かし、苦笑していました。

 

　あのちゃんなりに相手の反応を見ながら、タメ口や毒舌をしていることがわかりますが、『失礼』と思う層が視聴者に一定数いるということでしょう」（芸能記者）

 

　そこで心配となるのが、大晦日に放送される「第74回NHK紅白歌合戦」だ。

 

　あのは2022年11月にリリースした「ちゅ、多様性。」がアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマに採用され、大ヒット。紅白初出場が決定した。

 

　だが、本誌が、全国の20代から50代の女性500人に、「正直、出なくてもいい」と思う歌手を緊急アンケートで聞いたところ、あのは64票で1位に。アンケートではこんな声があがっていた。

 

「話し方やキャラが、生理的に受け付けない。年末に見たくないです」（20代・会社員・北海道）

 

「話題作りの客寄せパンダでしょう。歌が上手いわけでもないし、ほかにもっと出るべき歌手がいるはず」（30代・主婦・神奈川県）

 

「CMでは見たことあるけど、そもそも何やってる人なのかわからない。歌を歌っているとは思わなかった」（50代・主婦・東京都）

 

　初出場の喜びを「（亡くなった）おじいちゃんおばあちゃんに伝えたいです」と語っていたあのだが――幅広い年齢層が視聴する紅白で、視聴者はどんな反応を見せるか。司会をつとめる有吉弘行が、あのの毒舌をうまくさばいてくれることを願うばかりだ。

( SmartFLASH )