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泉ピン子、NHKに「金払え!」と不満爆発「傲慢暴言」の背景に芸歴55年超で「意見言えない」周囲の忖度
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.28 21:00 最終更新日:2023.11.28 21:11
11月27日、女優の泉ピン子がラジオ番組『垣花正 あなたとハッピー!』(ニッポン放送)にゲスト出演し、自身の“代表作”をめぐる不満を口にした。
番組のパーソナリティである垣花正に「(NHK連続テレビ小説の)『おしん』やっていたときは何歳ですか?」と問われ、「えっとね、30……いくつ。30(歳)ちょっと」と答えた。
垣花が「30(歳)ちょっとで、国民的女優じゃないですか!」と驚くと、泉は突然「おい! NHK! 金払え!“世界の金”払え!」と切り出した。
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「『おしん』は、NHKのテレビ放送開始30周年記念作品として、1983年4月から1年間、放送されました。山形の極貧農家に生まれたおしんが、運命に翻弄されながら、最後はスーパーのチェーン店の経営者として、成功していく物語です。小林綾子さん、田中裕子さん、乙羽信子さんの3人の女優が、年代ごとにおしんを演じ、話題になりました。
ピン子さんは、幼いおしんを奉公に出す母親、ふじ役を演じました。伊東四朗さん演じる父親が、おしんにつらく当たるのに対し、娘を思うふじの姿は、視聴者の感動を呼びました。作品は平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%と、ビデオリサーチの統計史上、テレビドラマの最高視聴率を記録。その後、世界中で放送されました」(芸能記者)
そんな、海外でも絶賛された『おしん』だが、泉は「(NHKが)一銭もくれないの」と発言。NHK内で『おしん』の部署とドラマの部署が違うと言い、どんなにほかのドラマに出演しても、「世界の金」の追及はやめないと言い切った。
NHKの出演料について語った泉に、SNSでは
《何でこんな女をメディアに出すのか分からない》
《口が悪い。謙虚さがない。強欲。これじゃみんなに嫌われるよ。わからないのかな》
など、辛辣な意見が多数、寄せられた。
「ピン子さんの毒舌が話題になることは、いまに始まったことではありません。2012年4月に放送された『ペケポン』(フジテレビ系)では、司会のくりぃむしちゅー・上田晋也さんの代役をローカルタレントである兄・上田啓介さんが務めた際、泉さんは『素人』『お前の年収なんて1日で稼ぐ』と辛辣な言葉をかけ、視聴者から批判が集中しました。罵詈雑言を浴びせられた上田さん本人が、ブログで『無視されるに比べられたら全然……』と、フォローする事態になったほどです。
2014年1月に放送された『ジェネレーション天国』(フジテレビ系)では、菊地亜美さんを『クソ生意気なガキ』と呼び、菊地さんが涙したことも。ほかにも2021年10月、和田アキ子さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)に生出演した際、長くドラマで共演してきた、えなりかずきさんについて『悪いけど、えなりと私は絡まないのよ。誰のおかげで、あのガキも本当に……』と発言し、物議をかもしました。
売れない女流漫談家だったピン子さんは、1970年代半ばに情報番組『テレビ三面記事 ウィークエンダー』(日本テレビ系)にリポーターとして出演し、ブレイク。下世話な事件を紙芝居調で伝えるこの番組で、歯に衣着せぬ毒舌が培われたといってもいいでしょう。
その後、『おしん』の原作・脚本を手がけた橋田寿賀子さんに演技力を評価されたピン子さんは、えなりさんとも共演した国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ(TBS系)にも出演するようになり、テレビ界を代表する女優のひとりになりました。
ピン子さんの傲慢な暴言騒動は、キャラクターに加え、いまや芸歴55年以上の彼女に忖度して、意見を言える人がいなくなっていることが、背景にあるのではないでしょうか」(前出・芸能記者)
『おしん』のふじは、お金で苦労しつつ暮らしてきた。その役柄が染み込んでしまったのでもないだろうが……。
( SmartFLASH )