エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

「新垣結衣」映画撮影で見せつけた知られざる「役者魂」

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.10.03 11:00FLASH編集部

「新垣結衣」映画撮影で見せつけた知られざる「役者魂」

 

 10月2日、卓球コメディ映画『ミックス』の試写会に新垣結衣がサプライズゲストとして登場。会場に新垣が姿を現すやいなや、観客の大声援に包まれた。石川淳一監督や、劇中の卓球指導を行った川口陽陽氏らも同席した。

 

 イベントには、映画にカメオ出演したプロ卓球選手の石川佳純選手と吉村真晴選手も登場、石川監督らとラリーしたり、石川選手と吉村選手がシングルスで勝負する場面もみられた。

 

 舞台上での試合のスコア担当は新垣。終始笑顔の新垣は石川選手と吉村選手を目の前で見て、「ラッキーです。ふたりの真剣なところが見られて、楽しかった。(卓球が)うまくなりたいなあ」と感想を漏らした。

 

 今回の映画で新垣は、1カ月半ほど卓球の練習をして撮影に臨んだ。卓球の実技指導を担当した、川口氏は新垣のポテンシャルの高さに驚いたという。

 

「いざ撮影がはじまると、あるときからプレイがぐっとよくなって。決勝戦の撮影時には実業団の選手がプレーされてるみたいで。撮影の合い間、他の俳優さんは練習を見せるのに、新垣さんだけ僕らに見せないんですよ。陰でめちゃめちゃ努力されてるのがわかりました」

 

 これに対して新垣は「先生の教え方がよかったので」と謙遜したが、実は撮影前から、卓球のラケットを持ち帰り手になじませるようにしていたという。

 

 劇中のプレーの映像を見た石川選手も「フォームがすごくきれいでかっこよかった。すごくリーチが長いので、どこのボールでも届くなと。うらやましいと思った」と話し、卓球の演技が「とてもリアルだった」と付け加えた。

 

 オリンピック選手も太鼓判を押す新垣の身体能力だが、元来の運動神経というよりも、彼女の役への取り組みの姿勢、つまり役者魂のたまものといえそうだ。

 

 新垣は2015年に、映画『くちびるに歌を』で主演し、ピアニストの臨時教師を演じた。撮影時の苦労を、「高校生新聞ON LINE」で次のように語っている。

 

「毎日、ピアノの前に短時間でも座るよう心掛けることから始め、後はひたすら練習。撮影本番では、プレッシャーで鍵盤が全く見えなくなるほどでした。手が震えるし、動かないんです。プロの巧みな演奏に1フレーズでも近づけることを意識して弾き切りました」

 

 最近は、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や『コードブルー』(フジテレビ系)での演技も評判だった新垣。笑顔でかわいらしいイメージが強いが、周りには見せない、役者としてのプロ根性があるのだろう。

続きを見る

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る

エンタメ・アイドル 一覧を見る

今、あなたにおすすめの記事