「お互いまだ売れてないころから、よく東中野の安い居酒屋で飲みました。島崎くんのほうが3つ下だけど、『みんなで頑張ろう』『おもしろいことをしよう』という雰囲気でした」
こう語るのは、ブッチー武者さん。6日に急性心不全で亡くなった、お笑い芸人・島崎俊郎さん(享年68)との日々を懐かしそうに語った。島崎さんは、1973年からクレージーキャッツの付き人を経て、1981年にデビュー。『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)でブレイクし、人気キャラクター「アダモちゃん」の「ペイッ!」のギャグで人気を博した。
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「一世を風靡して数年後に豪邸を建てたんですが、『オレ、最後までローンを払いきれるかな』ってぼやいてましたね(笑)」(ブッチー武者さん)
夢の「アダモちゃん御殿」建築の喜びが隠しきれないエピソードだが、じつは1999年に島崎さん本人が、建てて3年後の目白の豪邸を本誌に自慢してくれていたのだ。当時、「念願のゴーカレンガ張り一戸建てを見てくれ~」と、自宅前で「アダモちゃんポーズ」を披露してくれた島崎さん。
芸能生活苦節23年で、マイホームの夢がかなったまぶしい笑顔は、いつまでも色褪せない。