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“年末の風物詩” テレビ情報誌正月号の表紙が旧ジャニだらけ…今年の表紙はSnow Manが多数派に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.13 11:00 最終更新日:2023.12.13 11:09
最盛期には『月刊ザテレビジョン』が毎月100万部売れるなど、活況を誇ったテレビ情報誌。現在でも、同誌は21万部(日本雑誌協会「印刷証明付部数」)を売り上げるなど、斜陽化が進む出版業界では、気を吐く存在として知られている。
そんなテレビ情報誌がいちばん売れるのが、年末年始のテレビ番組表がついた「お正月特大号」だ。その表紙を飾るのは、やはりテレビ業界には欠かせないスター集団である旧ジャニーズ事務所(現「STARTO ENTERTAINMENT」)の所属タレント。
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1990年代後半以降、各誌横並びでSMAPが表紙を飾り、2010年ごろから嵐、2020年ごろからは関ジャニ∞が起用されている。
だが、2022年は嵐・松本潤、櫻井翔、Sexy Zone、Kis-My-Ft2など各誌でバラツキが見られた。今年の表紙はSnow Manが多数派で、『月刊ザテレビジョン』(12月15日発売)のほか『週刊TVガイド』(12月13日発売)、『TV LIFE』(12月27日発売)が起用。
そのいっぽう、12月15日発売の月刊誌では『月刊TVガイド』がSixTONES、『TVnavi』がなにわ男子、『TV fan』は、King & Princeが表紙を飾っている。また、3月に休刊した『ザテレビジョン』(12月13日発売)はスペシャルムックとして、Sexy Zoneが表紙を飾ることとなった。
引き続きSTARTO ENTERTAINMENTのタレントがテレビ情報誌の表紙を飾ることに、SNSではさまざまな意見が寄せられた。
《以前は年末だけテレビ誌買って年末年始の番組、何を見るか蛍光ペン片手にチェックしたりしてたなぁ その表紙はその時人気のタレントさん Snow Manがそういう正月特大号の表紙を飾れるってすごいな》
《テレビ誌の正月号の表紙Snow Manばっかりだな!? この感じ嵐を思い出す》
《テレビ誌正月特大号の表紙 今年は若手で分担か》
「各社、旧ジャニーズのタレントを起用する理由は、もちろん売れるからです。やはり同社のタレントのファンの購買力は突出していて、推しメンが1ページ載っているだけでも購入するファンは多いんです。そのため、発行部数が落ちているテレビ情報誌はますます同社のタレントに誌面を割いています。
そんな昵懇の仲ゆえに、ふだんは各誌の表紙が重複しないよう、事務所サイドが誰を表紙にするか通達するという “完全事務所優位” の状況がありました。
長年、どの雑誌もほぼ言いなりでしたが、ジャニー喜多川氏、メリー喜多川氏が亡くなったことで、状況は変化しています」(テレビ情報誌ライター)
人気ゆえに旧ジャニーズのタレントはメディアに起用されてきたが、それゆえにジャニー喜多川氏の性加害が長年、問題視されなかった一因ともなってきた。「STARTO ENTERTAINMENT」となって、今後はステークホルダーとより良好な関係を築いていくことを望みたい。
( SmartFLASH )