浜田雅功「健康不安」報道のなかラジオ出演　テレビで「引退」語るも優先させたい後輩へのサポート

（写真・時事通信）

　12月12日、ダウンタウン・浜田雅功がラジオ番組『オールナイトニッポンMUSIC10』（ニッポン放送ほか）にゲスト出演した。

“大人の音楽”をテーマにした同番組は、初の試みとしてパーソナリティがいまいちばん会いたい、話したいスペシャルゲストを迎える企画を展開。この日を担当する女優の鈴木杏樹が「浜田雅功さんをお呼びしたい！」とラブコールを送り、実現したものだ。鈴木は、自身のInstagramにも、番組前に撮ったと思われる浜田とのツーショット写真を載せている。

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　浜田といえばこの番組の直前、12月7日発売の「週刊新潮」が、健康状態に関する記事を報じていた。浜田が11月27日の未明、体に異常を感じ、病院を訪れて「前日の記憶がまったくない」と申告したというのだ。医師に「意識障害」と診断された浜田は、脳神経外科でさらに複数の診断や検査を受けたのち、約1時間半後に帰宅したという。さらに最近、体調不良で浜田が収録を何度か休んでいることを指摘、脳神経外科医が「一過性全健忘症」という発作の可能性を推定するものだった。

　記事に対し、所属事務所の吉本興業は公式ホームページで、浜田の健康状態について「何ら問題はありません」などと、心配するファンや関係者に呼びかけた。こうしたこともあり、浜田のラジオ出演には注目が集まっていた。

「浜田さんと鈴木さんは、1992年10月期に放送されたドラマ『十年愛』（TBS系）で共演して以来の仲だといいます。ドラマで鈴木さんは、ヒロインだった田中美佐子さんの妹で、主演の浜田さんに思いを寄せる役柄でした。鈴木さんにとっては同作がドラマ初出演だったこともあり、思い出が強く残っているようで『毎回、毎回、何もできなくて泣かされて……。私のせいでNGになって“何やってんねん”って泣いていた』と、今回のラジオ番組でも当時を振り返っていました。

　また『杏樹の部屋』と題したコーナーでは、MC役に回ることが多い浜田さんに対して、ふだん聞けない質問をぶつけていました。浜田さんもいやがらずに答え、2人の信頼関係をうかがわせました。ともに関西出身ということもあり、鈴木さんも関西弁で話し、浜田さんと共演できた喜びの伝わる放送でした」（放送記者）

　ラジオでは顔が見えないため、浜田の詳細な体調まで確認できなかったが、一部でささやかれている浜田の“老化”について、芸能記者は話す。

「浜田さんは体調不調を理由に、2023年の元日に放送された『笑いの王者が大集結！　ドリーム東西ネタ合戦2023』（TBS系）を欠席しました。2016年には声帯炎にかかり、その年の12月6日におこなわれた『絶対に笑ってはいけない科学博士24時！』（日本テレビ系）の会見も欠席しています。また、何度も共演しているタレントの名前が出ていないことがあったり、台本とは違うことを話し始めたりすることもあったようで、若手後輩芸人の間で浜田さんのもの忘れがひどくなってきた、と話題になったこともあったと聞きます。

　引退についても考えがあるようで、3月19日に放送された『ジャンクSPORTS』（フジテレビ系）で、ボクシングの井上尚弥選手の質問に対し『松本さんが（引退については）チラチラと言うてるんですよ。でも、俺は元気なうちに辞めたい。そこだけはちょっと考えることはあるけどねぇ。それはいくつなのかなぁって。難しいのよね』と話していました。

　ただし、後輩思いの浜田さんは、かわいがっていた人の仕事面をサポートしてから辞めたいということのようです。そのひとりが、鈴木さんなのかもしれません」（芸能記者）

　後輩に恐れられながらも愛されるキャラで、いつまでもがんばってほしいところだ。

( SmartFLASH )