12月13日、SMILE-UP.所属でNEWSメンバー・加藤シゲアキの著書『なれのはて』が第170回直木賞候補作にノミネートされたことがわかった。2020年に発表した作品『オルタネート』が第169回直木賞候補になっており、タレントとしては異例の2作連続候補入りとなった。
加藤は、「X」(旧Twitter)に、
【関連記事:加藤シゲアキ、山下智久の退所に「厳しい道のりを本人が選んだ」】
《『なれのはて』が第170回直木賞にノミネートされました! 『オルタネート』に続き、光栄なことです》
と投稿し、インスタライブの実施を予告。このコメントに対し、ファンからは、
《ノミネートおもでとうございます! 直木賞に2度もノミネートするワクワクのある加藤シゲアキ最高です インスタライブ楽しみにしてます!!》
《私はページをめくる手が止まらなくて、読み進めるごとに展開されていく話が面白くてたまらんかったので、ただ、アイドルが二刀流して書いている作品だけではなく、作家が書いた一つの作品として多くの人に手に取って読んで欲しいなぁと思います。》
などと、多くの喜びの声が寄せられた。
「今作『なれのはて』は、1枚の絵から人間の業が描かれていくミステリーです。447ページの大作で、発売2週間で10万部を突破したそう。加藤さん本人は『作家活動が十年を超えた今だからこそ、全身全霊で書き上げることができました』とコメントしています。
加藤さんは、NEWSのメンバーとして2003年11月7日にデビューしましたが、このときは『加藤成亮』という活動名でした。ところが、2011年11月23日、デビュー小説『ピンクとグレー』の発表とともに、加藤シゲアキに改名したんです。
それ以降、アイドル活動をしながら、『なれのはて』まで7冊ほどの小説を発表。『オルタネート』が直木賞を受賞できなかったため、もう一作頑張ってみようと、創作意欲が湧いたことを明かしています。
アイドルと作家の二刀流で忙しいなか、直木賞選考委員で、先日、肝内胆管がんで亡くなった作家・伊集院静さんからも長らく励まされてきたそうです」(芸能記者)
加藤のエッセイ集『できることならスティードで』は旅をテーマにしているが、これは伊集院氏の「35歳までは旅をしろ」という言葉が大きなきっかけになったという。
すでに36歳になった加藤だが、二刀流の「旅」はまだまだ続きそうだ。
( SmartFLASH )