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佐藤二朗と野間口徹「名バイプレイヤー」先輩・後輩対談! 

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.10.07 16:00FLASH編集部

佐藤二朗と野間口徹「名バイプレイヤー」先輩・後輩対談! 

 

 俳優、佐藤二朗野間口徹。売れっ子の2人は、芸能界では珍しい信州大学の先輩と後輩。佐藤の行きつけの店で、遅咲きブレイクの裏側を暴露する!

 

佐藤「生2つ。アヒージョと焼き鳥の塩を2つずつね! あとお刺身も」

 

野間口「メニューを見ていない……。どれだけ常連なんですか(笑)」

 

佐藤「乾杯! こうして2人で飲む機会は、じつはぜんぜんないよね」

 

野間口「大学はちょうど入れ違い。二朗さんを知ったのは、僕も卒業したあとです。2学年上のバイト先の先輩 が、『佐藤って人も役者やってるよ』って教えてくれたんです」

 

佐藤「温泉街のバイトね。信州ならでは(笑)。俺も働いてたよ」

 

野間口「バイトも二朗さんの後輩だったんですね。その後、たまたま連れられて劇団『ちからわざ』の公演を観に行ったら、二朗さんが出ていて、初めて顔と名前が一致した。コントだったんですが、腹筋が痛くなるほど笑いました」

 

佐藤「20年くらい前か。観てたとは初耳だよ! その後、野間口とは打ち上げとかで話すようになったけど、トンボみたいな顔した奴が、妙にニコニコとつきまとってくるなぁと思ってた(笑)。役者としてちゃんと認識したのは、2006年ごろに野間口の所属する『親族代表』のコントを書いたころかな」

 

野間口「上半身裸でタオルを巻いて、サウナに入るんですが、なんのセットもない。『この設定、お客さんに伝わるのか?』と延々話して終わる(笑)」

 

佐藤「そうそう(笑)」

 

ーー20代は、2人にとって長い下積みの時間だった。

 

佐藤「大学を卒業して入った会社を入社式の日に辞めて、俳優養成所に2つ通った。でも、劇団のメンバーにはなれなかった。それで25歳で普通に就職するんだけど、夢を諦めきれなくて、1996年、趣味でやっていこうと『ちからわざ』を旗揚げした。稽古場には背広で行ってたよ」

 

野間口「僕は親族に教師が多く、ぼんやりと教職を意識していたんですが、大学で舞台に立ったとき、友達が褒めてくれまして。それまで褒められたことのない人生だったので、『役者が向いてる』と思い込んだんです」

 

佐藤「就職は?」

 

野間口「氷河期でしたし、大学卒業してバイトです。1997年ごろかな、ラフカット(現在も続く、若手役者の登竜門的な演劇プロジェクト)を受けて落ちたんですよ。『勘違いしていたな』と。ずっとバイトしていましたね」

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