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ポケビ&ブラビも『紅白』出場…NHK焦りの“民放頼み”で噂される元SMAP「往年の人気キャラ」の大抜擢

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.20 18:10 最終更新日:2023.12.20 18:10

ポケビ&ブラビも『紅白』出場…NHK焦りの“民放頼み”で噂される元SMAP「往年の人気キャラ」の大抜擢

1998年大晦日の『紅白』に揃って出場していたポケットビスケッツとブラックビスケッツ

 

 12月16日、大晦日に放送される『第74回NHK紅白歌合戦』に、千秋、内村光良、ウド鈴木による「ポケットビスケッツ(以下、ポケビ)」と、南原清隆、天野ひろゆき、ビビアン・スーによる「ブラックビスケッツ(以下、ブラビ)」の2組が、25年ぶりに出場すると発表された。

 

 かつて、日本テレビ系で放送されていた『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』から誕生したこの2組。

 

 

 ブラビの『Timing』を筆頭に数々のミリオンセールスを記録した両グループだったが、2002年の『ウリナリ!!』最終回を最後に、長らく活動休止状態になっていた。

 

 ポケビは2018年8月の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で16年ぶりに復活。一方のブラビも、2022年12月に『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2022』で、20年ぶりの復活をはたしていたが、『紅白』では21年ぶりに両グループが共演を果たすことになる。

 

 そんな2組の出場とあって、ネットでは喜びの声が多数聞こえてきている。

 

《ポケビとブラビの紅白うれしすぎる ほんっっっまにポケビ好きやったから激アツ》

 

《当時夢中でみてましたよ 紅白の楽しみが一つ増えました》

 

《25年ぶりってすごいね。当時を知らない若い世代にあのノリを感じて欲しいですね》

 

 芸能記者が、今回の紅白出場の意図をこう解説する。

 

「ポケビとブラビは、今年実施される特別企画『テレビが届けた名曲たち』の中で出場することになります。

 

 同企画では『ザ・ベストテン』(TBS系)の司会だった黒柳徹子さんのゲスト出演が決まっており、『ザ・ベストテン』最長の12週連続1位を記録した寺尾聰さんも同企画に出場します。

 

 そして、今回のポケビとブラビもそうであるように、民放番組からヒットした楽曲を中心に構成される模様です」

 

 だが、テレビ局関係者からはこんな厳しい指摘の声も聞こえてきた。

 

「最近では『Timing』がTikTokがバズっていたり、千秋さんが登録者数20万人を超えるYouTubeチャンネルで“ポケビ復活”を目指して活動していたりと、当時を知る視聴者だけでなく、当時を知らない若い世代にも注目を集めています。そんな幅広い層に影響力のある彼らを取り込みたかったのでしょうね。

 

 しかし、かつての民放人気番組に力を借りようというところに、NHKの大きな焦りが伺えますね。ただでさえ、毎年のように右肩下がりを続けていた『紅白』ですが、今年は“ジャニーズ枠”がなくなったことが相当響いているようです」

 

 今回の『紅白』のテーマは「ボーダレス ―超えてつながる大みそか―」。たしかに、NHKと民放の垣根を超えて、人気楽曲をお届けするのは、そのテーマにぴったりだったということだ。

 

「民放番組からヒットしたということならば、香取慎吾さんが扮した『慎吾ママ』も当時、一世風靡しました。候補に挙がっているという噂を聞いたことがあります。

 

 元SMAP草彅剛さん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さんのグループ『新しい地図』は『ワルイコあつまれ』(NHK Eテレ)というレギュラー番組を2年前から担当しています。

 

 その中で、慎吾ママがサプライズ登場したこともあり、NHKとの“縁”は間違いなくあるんです。

 

 香取さんは11月には『ベストヒット歌謡祭2023』(読売テレビ)にも出演していますし、『紅白』出場の可能性もあると思いますよ」(前出・テレビ局関係者)

 ほかにも『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で結成された「野猿」や、『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)をきっかけに浜田雅功が「H Jungle with t」名義でリリースした「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~」など……頭に浮かぶ“民放発”の大物は多い。

 

「なかでも、オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)からデビューした『モーニング娘。』はデビュー25周年を迎え、今年もOGが集結した記念コンサートをおこなっていました。

 

 過去にも『ドリームモーニング娘。』名義でOGが集結し、音楽番組に出演していたことがあり、今回の企画趣旨からしても登場はありうるのでは……」(前出・芸能記者)

 

 “ボーダーレス”は素晴らしいが、『紅白』というアイデンティティさえも失わないといいのだが……。

( SmartFLASH )

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