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「悪魔の子」宮野真守の離婚で再注目 キンプリ・髙橋にも…「女性ファンの誹謗中傷がひどい」専門家が警鐘を鳴らす彼女たちの“独占欲”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.21 20:25 最終更新日:2023.12.21 23:25

「悪魔の子」宮野真守の離婚で再注目 キンプリ・髙橋にも…「女性ファンの誹謗中傷がひどい」専門家が警鐘を鳴らす彼女たちの“独占欲”

離婚が報じられた宮野真守(写真・アフロ)

 

 男性アイドルたちが次々と“新たな人生に ”向け歩みを始めている。12月20日、一般女性との離婚が報じられたのは、声優の宮野真守だ。

 

「『NEWSポストセブン』の取材によると、宮野さんは仕事が忙しく、そもそもこの数年は別居を続けていたそうです。とはいえ“円満離婚”のようで、取材を受けた奥さんは、今でも連絡を取っていると明かしています」(芸能記者)

 

 

 宮野といえば、2008年12月に結婚と第一子誕生を発表した際に、ファンから大きなバッシングを受けたことで知られている。

 

「当時宮野さんは『第2回声優アワード主演男優賞』を受賞し、並行して本格的な歌手活動を開始するなど“アイドル声優”としての人気が高まっていた時期でした。熱狂的な女性ファンが非常に多く、突然の結婚発表に大きな衝撃を受けたのでしょう。ネット上では、宮野さんに対して『裏切られた』と憤りをぶつける人や、子供を『悪魔の子』と罵倒するなど、暴走するファンの書き込みが話題になりました。」(同前)

 

 それから15年ーー。“男性アイドル”の熱愛を祝福できないファンは変わらず存在するようだ。

 

 12月18日、女優の有村架純との3年にわたる交際が発覚したKing & Princeの髙橋海人のSNSには、暴走したファンのコメントが殺到している。

 

《恋くらい諦めろよプロ意識無さすぎるまじで》

 

《笑える何回傷つければ気が済むんだよ》

 

《ほんとの裏切者はたあなたですよね》

 

 こうした事態に対し

 

「SNSには、いわゆる“ジャニオタ”と言われるような熱狂的なファンの問題投稿が多いんですよ。多くの“モデレーター”が頭を悩ませてきました」

 

 と語るのは、SNSリスクコンサルタントの井ノ口樹(いのくちたつき)氏だ。モデレーターとは、SNSに投稿される内容を監視し、削除する業務。大手のSNS運営会社はそれぞれ独自に大量のモデーレーターを雇っている。

 

「推しのアイドルを応援する投稿は男女問わず多いですが、女性アイドルを応援する男性のアイドルファンの場合、問題となるのはアイドルの容姿を揶揄するような投稿や、性的な投稿です。もちろん、これはこれで、アイドルへの“セクハラ”という立派な問題です。

 

 しかし、問題投稿として審査の対象となるケースは、男性ユーザーよりも女性ユーザーのほうが多く、その中身も、より悪質な場合があるんです。具体的には、例えば熱愛が発覚したお相手への誹謗中傷です。髙橋さんのケースで言えば、有村さんのことを妬みやひがみから、中傷するケースですね。見た目や容姿を揶揄するだけではなく、人格攻撃をひたすら繰り返す層も多い。さらに、あらかじめ複数の“避難垢”と呼ばれるアカウントを用意し、投稿が削除されたりアカウントが凍結されることを承知の上で問題投稿を繰り返す確信犯も多数存在します」(井ノ口氏・以下同)

 

 背景にあるのは、一部の女性ファンの“独占欲”と“閉鎖性”だ。

 

「『#同担拒否』というハッシュタグがあるように、一部の女性ファンは、異性の推しアイドルを独占したいという願望から、同じアイドルを応援する他のファン、いわゆる“同担”を拒否する文化や、自分の“推し”以外のアイドルを敵視する傾向が強い印象です。さらに、似たようなファン同士との交流に夢中になり、SNSは世界中の人とつながっている、ということを忘れ、閉鎖的なコミュニティの中で結果的に攻撃性が高まってしまうのです。

 

 これまでも、人気のアイドルやタレントの熱愛や結婚が発覚した途端、グッズがネットオークションに大量に出品されるといった現象がありました。応援を続けるかどうかはファンの自由ですが、アイドル本人やその周囲の人を中傷すべきではないでしょう。過激な行動に走る層は極一部ではありますが、アイドルをポジティブな感情で純粋に応援する健全な“ファン”でいるためのあり方を、今一度問い直す必要があるのではないでしょうか」

 

 アイドルに夢を見るのもほどほどに……。

( SmartFLASH )

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