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70歳になった藤波辰爾「まだまだ飽きずにリングに立ちたい」決意表明に「本当に素晴らしい」拍手喝采
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.29 20:45 最終更新日:2023.12.29 20:45
「藤波辰爾です。今日70歳の誕生日を迎えました。53年、今なお現役としてリングに立ってます」
12月28日、70歳の古希を迎えた元新日本プロレスのレジェンドレスラー、藤波辰爾。同日、自身のYouTubeチャンネルにショート動画をアップし、タキシード姿で登場すると冒頭のあいさつ。丈夫な体をつくってくれた両親や、応援してきてくれたファンへの感謝を述べると、
「まだまだ飽きずにリングに立ちたいと思います。大好きなプロレスをこれからもどうぞ応援してください。よろしくお願いいたします」
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と結んだ。
「16歳で日本プロレスに入門し、1971年5月にデビューした藤波は、翌年、師匠のアントニオ猪木さんが設立した新日本プロレスに旗揚げメンバーとして参加。1978年には日本人レスラー初のWWE(当時はWWWF)のチャンピオン(ジュニアヘビー級王座)になっています。
帰国後は “ドラゴン” の愛称とともに、人気が爆発。日本のプロレス界にジュニアヘビー級のジャンルを確立させました。ヘビー級に転向後も数々の名勝負を残し、長らく新日本プロレスのトップ戦線で活躍したまぎれもないレジェンドです」(プロレス記者)
1999年、坂口征二の後を継ぎ、新日本プロレスの3代め社長に就任。2000年になると「藤波引退カウントダウン エピローグ・オブ・ドラゴン」と銘打った興行をスタートさせ、引退へ向かう意思を見せたこともあったが、すったもんだの末、現役を続行。
2015年には、2010年のアントニオ猪木さん以来となるWWE殿堂入りを果たした。現在は、自身が主宰する団体「ドラディション」のほか、他団体にも積極的に参戦を続けている。
「70歳を過ぎて現役を続けるレスラーとしては、74歳の藤原喜明や、現役最年長を謳う大日本プロレス会長・グレート小鹿(81)などがいるにはいます。
とうに一線は引いた感が強い2人と比べると、藤波は70歳とは思えない肉体もキープしており、今なお最前線で試合するなど、誰よりも現役感を残しています」(同)
12月28日、「スポーツ報知」の単独取材に応じた藤波は、体力も “見てくれ” も全盛期と比べれば落ちているし、そこにイラ立つこともあるとしながら、「70歳になったけど、リングに上がらない自分が想像できない」と発言。
《ここからは、何歳までリングに立てるのか―この挑戦です。これは自分との闘い。闘う以上は、顔見せでリングに上がるつもりはない》
と語った。70歳となった藤波の現役継続発言に、ネット上では、
《普通は歳をとると体型を隠すためにロングタイツにしたりするが、この人はショートパンツを貫いているね。しかもこの上半身、70とは思えないし、人前に出られる身体をキチンと作っていることが素晴らしいよね》
《70歳を迎えて、今のコンディションを維持しているのは本当に素晴らしいですね。藤波選手が現役で頑張っていることで、勇気をもらっている人はたくさんいると思います。決して無理はせずに、もう少しプロレスファンを楽しませてほしいです。頑張れ、藤波辰爾!》
などと応援の声が多くあがった一方、こんな声も。
《藤波辰爾が引退する日が、完全なる昭和プロレスの終焉だ》
藤波のドラゴン最終章は、まだまだ続きそうだ。
( SmartFLASH )