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国仲涼子の即刻退場に視聴者呆然…大河ドラマ『光る君へ』で極悪男を演じる玉置玲央は「クズ役は得意」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.08 20:03 最終更新日:2024.01.08 20:22
1月7日、吉高由里子が主人公・まひろ(紫式部)を演じるNHK大河ドラマ『光る君へ』がスタート。吉高にとって今作は、2008年『篤姫』以来2回めの大河出演で、初主演となる。
平将門を主人公にした『風と雲と虹と』(1976年)に次いで大河史上2番めに古い時代が描かれるが、これまで数多くの時代劇を制作してきたNHKにとっても、戦争のない平安時代中期を舞台にするのは異例中の異例だ。
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この日、放送された第1話のタイトルは「約束の月」。京都に生を受けた少女まひろ(落井実結子)は、藤原一門ながらなかなか仕官できない下級貴族・藤原為時(岸谷五朗)と母・ちやは(国仲涼子)とともに慎ましく暮らしている。
ある日、まひろは三郎(木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあい、再び会う約束を交わす。三郎は、のちに権勢を振るうことになる藤原道長だ。
岸谷と国仲は、6日、同局『土スタ』に出演し、岸谷は「まひろと三郎の小さな恋のメロディーが始まり、そして、とんでもないことが起こります」と明かした。だが、ドラマは、平安貴族の権謀術数は描かれたものの、とりたてて大きな事件もなく淡々と進んだ。ところが――ドラマ終盤で、まひろの母・ちやはに突然の悲劇が襲うことになる。
「三郎はのんきな性格ですが、兄の藤原道兼は横暴で、正しいことを言う三郎にいつも八つ当たりする人物です。ある日、三郎を殴っているところを母に見つかり、怒りの行き場を失った道兼は馬を駆って憂さ晴らし。そこに、運悪くまひろと母の一行が遭遇します。
落馬した道兼は激昂、まひろたちの謝罪で一度は怒りを収めますが、従者から『道兼様を黙らせるとは肝の据わった女子(おなご)でございます』と言われたことでイラ立ちがピークに達し、道兼はいきなり刀でちやはを突き殺したのです」(テレビ記者)
この展開にX(旧Twitter)では、
《大女優の国仲涼子さんが、NHK大河「光る君へ」にまさかの一回ポッキリの出演??》
《久しぶりに国仲涼子を見て「やっぱり綺麗だなぁ」と喜んでいたら、早々に亡くなってしまったよ。》
《光る君へ、国仲涼子久しぶりに見たと思ったら1話でこれかい…道兼最悪すぎる》
といった驚きの声が寄せられた。この「最悪すぎる」と指摘された道兼を演じたのが玉置玲央だ。
「玉置さんは、劇団『柿喰う客に』に所属し、みずからも劇団『カスガイ』を主宰する舞台中心の役者です。『TWO WEEKS』(2019年、フジテレビ系)や『サギデカ』(同、NHK)などでインパクトある役を演じました。
とくに注目を浴びたのが、映画デビューとなった『教誨師』(2018年)で演じた、自己中心的な大量殺人犯役です。死刑囚役という映画のキーパーソンを演じ、第73回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞しています。
NHKへの貢献度が高く、朝ドラでは吉高さんが主演した『花子とアン』(2014年)や『おかえりモネ』(2021年)に、大河ドラマでは『真田丸』(2016年)、『麒麟がくる』(2020年)に出演しています」(同)
プライベートでは2021年12月に結婚しているが、実は妻は元乃木坂46で女優の若月佑美だ。
X(旧Twitter)では、あまりの極悪ぶりに、
《NHKドラマで数々の名芝居、ビッグインパクトを残してきた玉木玲央さん渾身のヒール役になりそうな道兼がウルトラスーパーエグかった!!!(めっちゃ褒めてる)》
《藤原道兼役の玉置玲央さんの狂気に満ちた演技が素晴らしかった》
《玉置玲央さん目当てで見始めたと言っても過言ではなかったのに、まさかの近代稀に見るクソofクソや役柄だった…でもそれだけ素晴らしいお芝居だったってことで!》
と演技力を称賛する声があがっている。
過去のインタビュー(『毎日キレイ』2021年12月30日)では、「いただく役がクズか人を殺すかのどっちかが多いので、得意なんです」と語っていた玉置玲央。今後、どのようなクズっぷりを見せてくれるのか楽しみだ。
( SmartFLASH )