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渡辺正行が「人間のぶつかり合いで笑わせる」と太鼓判! 芸歴2年めの若きコント師トリオ「いろはラムネ」【第一人者が推す次世代スター】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.11 06:00 最終更新日:2024.01.11 11:06
AIの普及で未曾有の変革期を迎える人類社会――。しかし、本誌が各界第一人者を取材すると、お笑い界では、“この若者”が背負ってくれると太鼓判を押してくれた。
渋谷ラ・ママで新人コントライブを通算400回主催。数々の若手を育ててきた渡辺正行(67)が選んだのは、2022年結成の、いろはラムネだ。
「非常にフレッシュな感じで若いんだけど、しっかりしたバックボーンとテーマのあるコントを作るんですよ」
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芸歴2年めで『NHK新人お笑い大賞』の本戦へ出場した3人。夏祭りを訪れた初々しい男女(水上あめんぼ、柿田幸哉)。だが、厄払いをお願いした獅子舞(新井ねこ)が、女性の元カレで……。恋のせつなさを、笑いに変えた。
「いまは変顔、大声、ギャグなどを多用する“わかりやすい笑い”が主流なんですよね。そのなかで、いろはラムネはスジ、ストーリーやシチュエーション、個々の置かれているキャラクターをうまく使って、人間のぶつかり合いやズレ、そういうもので笑わせていこうとしている。コント師として素晴らしい観点を持っているなと思います。ラ・ママに出てくれたときは、初々しくてかわいかったんですよ(笑)。いまの感性を維持しつつ、ここから平場の強さが見えてくると、絶対に世に出てくると思います」
●いろはラムネのコメント
新井ねこ(右)「僕が2人を誘って結成しました。2024年は『キングオブコント』優勝を目指してます。事務所の先輩の東京03さんにあこがれますしね」
柿田幸哉(左)「将来は、コントで食べていければいいなと思ってます」
水上あめんぼ「僕はいま、筑波大学の4年生で、環境省を目指していたんです。でも、芸人にもなりたくて、養成所に1年通ってダメだったら、あきらめて採用試験受けようと……」
柿田「環境省ナメるなよ(笑)」
水上「事務所に所属できたんで、芸人でがんばります!」
いろはらむね(あらいねこ、みずかみあめんぼ、かきたゆきや)。プロダクション人力舎所属。『キングオブコント2023』では準々決勝に進出
(写真・久保貴弘)