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小金沢昇司さん死去 復帰目指すも叶わず「歌詞が出てこなくなったりしていた」関係者が語る晩年

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.16 19:45 最終更新日:2024.01.16 19:45

小金沢昇司さん死去 復帰目指すも叶わず「歌詞が出てこなくなったりしていた」関係者が語る晩年

2018年、還暦でディナーショーをおこなった小金沢昇司さん

 

『ありがとう…感謝』などのヒット曲で知られる、歌手小金沢昇司さんが1月11日、呼吸不全のために亡くなった。享年65。所属レーベルのキングレコードが発表した。

 

 小金沢さんは1988年に、『おまえさがして』でデビュー。1992年に出演した「フィニッシュコーワ」のCMで全国的に知られるようになり、そのなかのナレーション「歌手の小金沢くん」が、同年の「新語・流行語大賞」の大衆部門で銀賞を獲得した。2014年には、北島音楽事務所から独立し、「ジャパンドリームエンターテイメント株式会社」を設立した。

 

 

 一方、2020年には酒を飲んだ状態で車を運転して事故を起こし、道交法違反で逮捕。これにより芸能活動を自粛していた。

 

 かつて小金沢さんが付き人を務めていた北島三郎さんは、訃報を受け、15日に「誠に残念です…愛弟子・小金沢昇司の訃報に接し、あまりにも哀しくて胸が痛みます」と追悼コメントを発表した。

 

 本誌はいまから1年ほど前、小金沢さんと親交のあった芸能関係者に取材。次のような話を聞いていた。

 

「小金沢さんはいま、病気療養中でお姉さんが面倒を見ているみたいです。詳しい病状は分からないですが、芳しくないようです」

 

 本誌が把握していた神奈川県の住所を訪れると、小金沢さんの自宅はすでになく、新しいアパートが建っていた。近所の人は「2年ほど前に引っ越されましたよ。体調がよくないということで、お姉さんのほうでお世話になると聞きました」と話した。

 

 登記情報を確認すると、2001年に購入した土地を2021年2月に売却していた。小金沢さんの訃報の後、再び前出の関係者に話を聞いた。

 

「ご自身の芸能プロダクションは2021年7月に倒産しましたが、私が最後に会ったのもそのころだったと思います。体調はまだ悪くなさそうでしたが、元気がなかったことはよく覚えています。

 

 前年には交通事故を起こし、さらに倒産などの苦労が重なったからでしょうか。あと、認知症のような症状が現われていました。歌っている最中に歌詞が出てこなくなったりしていたんです。本人は復帰を目指していたようですが、残念です」

 

「生涯現役」をモットーにしていた小金沢さんは、カラオケで練習を続けていたという。合掌。

( SmartFLASH )

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