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「ベテランになると、負けが怖く…」マシンガンズが明かす遅咲きの恐怖 後輩には「ハダカになってない」激励も【次に来る「遅咲き芸人」】

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.19 06:00 最終更新日:2024.01.19 06:00

「ベテランになると、負けが怖く…」マシンガンズが明かす遅咲きの恐怖 後輩には「ハダカになってない」激励も【次に来る「遅咲き芸人」】

マシンガンズが推す、こじらせハスキーの2人と神宮寺しし丸

 

 自らも“遅咲き”で人気を獲得した、実力派芸人たち。苦労を知る彼らだからこそわかる、次の“大器晩成芸人”は誰だ?

 

 マシンガンズの“推し”は、コンビで割れるまさかの形となった。ツッコミ担当・滝沢は、“スナック漫才”などを持ちネタとする女性コンビ、こじらせハスキーを挙げる。

 

 

滝沢「全然話題になりませんが、エピソードが強いんです。ドイツはボディビルや相撲をやってるんだよね」

 

ドイツ「そうなんです。素人女相撲の大会とかにも出ていて、その様子をYouTubeに上げています」

 

橋爪「私は最近、ヒマラヤをバイクで走ってきまして。標高700メートルでタイヤがパンクして、急な山道をそのまま下山しました。あと、全チャンネルの全ドラマを28年見続けてますが、仕事には繋がらず……」

 

滝沢「2人とも多趣味なのに、お金になってない(笑)。まだ“ハダカ”になりきれてなくて、できることだけで勝負してるんですよ。この2人なら、「お前ババアじゃねえか」「お前もだよ」っていう“おばさん自虐”は絶対ウケると思います。しかも2人には「売れてないエピソード」がある。負け組女子で売っていけば、絶対跳ねると思うんですけどね」

 

 一方ボケ担当・西堀は、ピン芸人の神宮寺しし丸を推す。

 

西堀「ライブではウケてるのに、なぜか売れないんです」

 

神宮寺「『R−1』1回戦落ちの繰り返しで、けっこう心折れましたね。最近はもう、自分でもお笑いに本腰を入れてない気がします(笑)」

 

西堀「でも、これは正直わかります。“ベテランあるある”でしょうけど、「明確に負ける」のが怖くなってくる。次負けたら引退に直結するというか」

 

 そんな神宮寺だが、彼にはある“秘策”があるという。

 

神宮寺「数年前、人気の占い師に見てもらったら『アメリカで大成功する』っていうんです。それでいうと僕、金玉がものすごくでかくて。こないだ試したら、金玉でペットボトルの水が4リットルぶん持ち上がったんです。この芸、海外で人気出そうじゃないですか?」

 

 真顔で語る神宮寺だが、ここでマネージャーに一本の連絡が。偶然にも、海外ロケのオーディションの誘いだった。

 

西堀「神宮寺、流れ来たよ!」

 

神宮寺「すげえ、頑張ります!」

 

マシンガンズ
結成は1998年。豊島区のカルチャースクールで出会ったことをきっかけにコンビを結成したという。ツッコミ担当の滝沢はゴミ清掃員を兼業するほか、家族を養うため小説家としても活動する。ツッコミ担当・西堀は、ユーチューバーとしても活躍し、2022年には有吉弘行が出演した

 

こじらせハスキー
2人ともNSC東京校を2003年に卒業。それぞれピン芸人で活動後、2014年にコンビを結成した。2人で合計12個のSNSアカウントを運営している。ドイツは遺品整理のバイトを、橋爪はゴールデン街で週末限定ママをしており、主な収入源になっているという

 

神宮寺しし丸
2008年にコンビ解散後、ピン芸人として再出発。YouTubeでは、365日の誕生花を解説しており、「お花くん」という芸名でも活動する。格闘技に詳しく、ライターや格闘技情報サイトの運営もおこなっている

( 週刊FLASH 2024年1月30日号 )

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