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ハリウッド「セクハラ」プロデューサーにブラピ大逆襲
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.10.17 16:00 最終更新日:2017.10.17 16:00
ハリウッド映画界の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑が報道され、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから追放されるなど波紋を呼んでいる。
複数の女優がセクハラ被害を告白。女優アンジェリーナ・ジョリーは映画に出演した際、ホテルの部屋でセクハラ行為を受けそうになり、拒絶。
グウィネス・パルトローは撮影前にミーティングのためにワインスタイン氏のスイートルームを訪問したところ、「寝室に行こう」と誘われたされている。
この件について、ラッパーで映画業界に詳しいRhymesterの宇多丸が10月11日放送の『バラいろダンディ』(MXテレビ)で語っていた。
宇多丸は、この騒動が表沙汰になった理由をこう推測する。
「ワインスタイン・カンパニーって、アカデミー賞のロビイング力が強くて、アカデミー賞に常にノミネートされる作品で知られていたんだけど。
ここのところワインスタイン氏の力が弱くなって、全然ノミネートされなくなったっていうのがあって。力が弱まって、こういうもともとあったセクハラ話が浮上しやすくなったのかもしれない」
さらに、当時アンジェリーナ・ジョリーの夫であった俳優のブラッド・ピットが、この一件に関わっていたとか。
「アンジェリーナ・ジョリーがセクハラされた話を(当時の)旦那のブラッド・ピットが聞いて。超怒ってワインスタインに『てめえ、この野郎!』ってやって。
いまはブラッド・ピットの制作会社『プランB(エンターテイメント)』の作品の方が、アカデミー賞にいっぱいノミネートされるようになったんで。もう完璧にやり返してやったっていう感じですね」
しかし、ハリウッドの大物のなかには、セクハラ常習犯が少なくなかったという。
「ハリウッドの大物は、たとえば昔はヒッチコックとか本当に最低最悪のセクハラ魔なんで。いまの基準だったら絶対に許されないことが山ほどあると思うし。日本だってもちろんあると思いますし。全然……」
日本でもセクハラが横行しているのだとすれば、いつかワインスタインのように、白日の下にさらされる日が来るのだろうか。