2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が高い評価を得ている。視聴率は苦戦気味だが、SNSでは
《最初はあまり乗り気ではなく、初回のみでスルーかな?と考えていたが、次回が楽しみになるストーリー展開に惹かれている》
《「光る君へ」面白すぎて、何度も何度も見返してしまう。お話も役者さんも衣裳も音楽もすべてがいい。日曜日が待ち遠しい》
など、好意的なコメントが多数みられる。だが、過去には酷評された大河ドラマも少なくない。
【関連記事:吉高由里子 低視聴率を笑い飛ばした!『光る君へ』成功させる「涙の特訓」の中身【少女時代の写真も】】
そこで本誌は、独自アンケートを実施。全国のドラマ好き30代から60代の女性500人に「がっかりした大河ドラマ」は何かを聞いた。対象としたのは、2001年以降に放送された23作品だ。
では、「がっかり大河ドラマ」トップ5を見ていこう。
【第5位】19票『鎌倉殿の13人』(2022年)主演・小栗旬
「おもしろいと評判でしたが、ふざけた場面が多く、私には合わなかった」(40代・主婦・愛知県)
「真田丸と同じ三谷さんの脚本ということで期待してみたが、話が暗すぎてリタイア。期待が高すぎたのかもしれません」(50代・会社員・宮崎県)
【第4位】27票『新選組!』(2004年)主演・香取慎吾
「香取慎吾が元気すぎて、ちょっと新選組のイメージとは合わなかったと思う」(30代・会社員・東京都)
「香取慎吾が近藤勇というのは違うと思った。演技力もイマイチだったし」(60代・主婦・東京都)
三谷作品が上位に入るとは意外だが、作品のインパクトが大きかったことの裏返しという見方もできる。
【第3位】45票『北条時宗』(2001年)主演・和泉元彌
「主役の人が好きではなかったので。なんで大河の主役をやったのか」(60代・会社経営・埼玉県)
「よく分からない鎌倉時代ということもあって、ストーリーがおもしろくなかった。同じ時代を描いても、鎌倉殿はおもしろかったのに」(30代・主婦・東京都)
【第2位】98票『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)主演・中村勘九郎、阿部サダヲ
「話があっちこっちに飛び過ぎて、とにかくごちゃごちゃして分かりにくかった」(60代・主婦・愛知県)
「クドカンのドラマはだいたいおもしろいんだけど、これは明らかに失敗作」(50代・主婦・神奈川県)
「話の展開がめちゃくちゃだったこともあるけど、やっぱり大河ドラマは戦国とかの時代物がいいのでは。大河ドラマという感じがゼロだった」(60代・パート・神奈川県)
【第1位】158票『どうする家康』(2023年)主演・松本 潤
「やっぱり松本潤に大河ドラマの主役は無理でしたね」(30代・無職・静岡県)
「史実とあまりにもかけはなれたストーリーにあきれました。CGも雑でがっかり」(60代・主婦・埼玉県)
「松潤のファンで松潤見たさに視聴しましたが、正直つらかった。ミスキャストですね」(50代・主婦・神奈川県)
「大河ドラマはもっと骨太であってほしい。主人公は弱々しいし、女性目線を意識しすぎです」(40代・パート・長野県)
大河ドラマ史上、視聴率ワーストの2作品が、やはりワンツーという結果になった。
( SmartFLASH )