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高田みづえ涙「夫・若嶋津」次は脳挫傷との闘い

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.10.25 06:00FLASH編集部

高田みづえ涙「夫・若嶋津」次は脳挫傷との闘い

 

「歌も大好きだけど、もっと好きな人ができました」
 かつて人気絶頂だった歌手は、事務所社長にそう引退の意思を伝えた。

 

 元大関若嶋津の二所ノ関親方(60)とみづえさん(57、旧姓・高田)の仲のよさは角界でも有名だ。

 

「親方はもともとみづえさんの大ファン。現役時代、彼女の所属事務所社長に挨拶に行って『場所中、苦手な相手に勝ったら食事に行かせてほしい』と頼み込んでいた。2人は同郷(鹿児島県)ということもあり意気投合。

 

 結婚後、みづえさんは糖尿病の持病のある親方のために、一生懸命に栄養管理を勉強した。引退後はメディアに出ることもなく、無口で頑固な親方を支えてきた」(二所ノ関部屋関係者)

 

 1990年、「松ヶ根部屋」として独立した際は、和田アキ子や師匠の二子山親方(初代若乃花)のお祝いの花が盛大に並んだ。

 

「部屋立ち上げの際も、みづえさんは歌手時代の貯金を『役立ててください』と親方に差し出した。大切な弟子の “お母さん” として、弟子の小遣いを管理し、ときには相談に乗る。親方は相撲以外のことはおかみさんにまかせ、全幅の信頼を寄せていた」(同前)

 

 2014年、二所ノ関一門9部屋をたばねる二所ノ関の大名跡を継承したのは、親方の人望に加え、みづえさんの「内助の功」が大きかった。

 

 日課としているサウナからの帰り道、市道で倒れている親方が発見されたのは、10月19日夕方4時15分ごろのことだ。近くには自転車が倒れていた。

 

「午前中に部屋を出た親方は、サウナ内で一度倒れ、従業員に介抱されている。氷水で頭を冷やすなど少し休んで店を出たが、その後泥まみれで自転車に乗る姿が目撃されていることから、何度も転倒した可能性がある」(テレビ局社会部記者)

 

 親方は市内の病院に搬送され、5時間に及ぶ頭部の手術を受けた。命に別状はないが、後遺症が残る可能性もある。内科・脳神経外科西原クリニックの西原哲浩院長が言う。

 

「外傷性脳挫傷により急性硬膜下血腫を起こしたのではないか。10日から2週間は様子を見ないと回復具合はわかりにくいが、脳挫傷の場合、遷延性意識障害や麻痺、言語障害などの高次機能障害を残す可能性がある。今後、1カ月は不安定な状態が続く心配が」

 

 親方は日本相撲協会理事で、審判部長という要職にある。11月の九州場所は、代役を立てざるをえない状況だ。みづえさんは毎日病室に付き添っている。二人なら、怪我との闘いにも白星を挙げるはずだ。

 

(週刊FLASH 2017年11月7日号)

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