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『金スマSP』で一世風靡した「陰陽師・石田千尋」を放送!晩年は孤独、2021年大晦日に変死の過去
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.02 16:02 最終更新日:2024.03.02 16:07
3月1日に放送された、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の2時間SPで、かつて一世を風靡した陰陽師・石田千尋が取り上げられ、話題を集めている。
この日は、「今ではありえないにもほどがある!昭和・平成バラエティー波瀾万丈」企画として、かつての規模の大きい企画や過激な演出があった番組映像を特集。
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1990年代に大ブームとなった霊能力者・宜保愛子氏を取り上げた流れで、過去『金スマ』に出演していた石田のお祓い映像が取り上げられた。SNSでは、放送当時を思い出し、懐かしがる人々が続出している。
《金スマの陰陽師懐かしすぎる リアタイしてたコーナーやっと出てきた》
《わあああ!!金スマの陰陽師企画!!懐かしすぎる 見てたーー》
《陰陽師の人 金スマ出てたね! そういえば!》
《金スマ見てたら陰陽師の石田千尋さん。懐かしいな…とググッてみたらお亡くなりになってるの知らなかった》
「現代の陰陽師」と呼ばれ、『金スマ』だけでなく、『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)や『うたばん』(TBS系)といった中居正広のMC番組に何度も出演していた石田。本誌は、2022年8月、そんな石田が “変死” していたことを報じている。
石田は2001年頃の超常現象ブームを牽引した人物の1人として知られ、テレビ出演以外にも、「人生アドバイザー」として占いもおこなうなど、精力的に活動していた。
いっときは渋谷に豪邸を購入するなど羽振りがよかったが、2014年には物件を自治体に差し押さえられ、手放している。本誌がかつての知人に取材したところ、同時期から占いの仕事で客と揉めたり、金銭トラブルを抱えたりと、言動に異変が見られたという。
石田は自身の名でのアカウントに加え、「胸形千尋」の名前で3つのSNSアカウントを開設し、米国を中心に広がる陰謀論「Qアノン」を信奉していることを窺わせる投稿を繰り返していた。
しかし、最後まで投稿されていたアカウントも、2021年12月29日を境に音沙汰がなくなる。直前には「今日、急に、意識を失い倒れた。」(2021年12月26日投稿)など、体調の悪さを窺わせていた。
取材を続けるうちに、豪邸を手放した後、石田はA氏という男性のもとに身を寄せていたことがわかった。そこは関東某所の普通の一軒家。
石田を “支援” していたA氏を訪ねると、石田が2021年12月31日に亡くなったことを認め、「僕が見つけたときにはすでに息がない状態でした。なので、警察では『変死』として扱われています」「『年が明けたら、病院に連れていきますからね』と言った矢先に亡くなられたんですよ」などと語った。
晩年は孤独だった石田。愛犬を散歩させる姿はたびたび目撃されていたが、SNSでは、亡くなる直前、犬の引き渡しを済ませたことを報告する投稿もみられた。
人に取り憑いた悪霊を祓い続け、一世を風靡した陰陽師は、自らを襲う病魔に打ち勝てず、寂しい最期を迎えていた――。
( SmartFLASH )