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「マスコミ嫌い」で知られた鳥山明さんが直撃に応えた瞬間…本誌記者にも真摯に対応
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.08 17:40 最終更新日:2024.03.08 21:01
『DRAGON BALL』『Dr.スランプ』などのヒット作で世界的に知られる、日本を代表する漫画家の鳥山明さんが3月1日、急性硬膜下血腫により亡くなったことがわかった。68歳だった。
「1978年に『週刊少年ジャンプ』の読切作品『ワンダー・アイランド』で漫画家としてデビューした鳥山さんは、1980年に連載を始めた『Dr.スランプ』がアニメ化されるなど、漫画家としてブレイク。
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1984年に連載を始めた『DRAGON BALL』は、累計発行部数が2億6000万部を超える大ヒット作となり、アニメやゲームのほか、ハリウッドで実写版が公開されるなど、ワールドワイドな人気を獲得しました。RPGゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザインを担当したことでも有名です」(週刊誌記者)
そんな鳥山さんといえば、晩年は特に「大のマスコミ嫌い」でも知られていたが、2017年11月に、鳥山さんを自宅前で捉えた本誌の貴重なカットがある。なぜ鳥山さんが顔出しで取材に応じてくれたのか? 当時の状況を知る本誌記者が語る。
「世界の富裕層が『タックスヘイブン(租税回避地)』を使い、税金逃れをはじめとする特権的な利益を享受している実態を明らかにした“パラダイス文書”によって、鳥山さんが『税金逃れをしているのでは?』との疑惑が浮上。
発端となったのは、2005年に発覚したアメリカ国内の不動産事業出資の申告漏れでした。当時、国税庁は出資した二十数人に対し、総額約30億円の申告漏れを指摘し、十数億円の追徴課税をした。しかし、出資者たちの氏名は明るみにされなかった。しかし、パラダイス文書によって、鳥山さんがこの投資に関わっていたことが裏づけられたのです」
この件で、本誌は鳥山さんを豪邸前で直撃。記者の「アメリカの不動産事業への投資は租税回避が目的だったのか?」という質問に、鳥山さんは「僕はそのことについては、まったくタッチしていなくて、全部まかせているんです。本来の仕事に集中するために、ほかの人にまかせています」と回答。
また、タックスヘイブンへの投資についても「僕が決めたりということはないんです。サインをしなくちゃいけないとか、そういうとき以外はないです」などと語っていた。
時折、照れるような笑みを浮かべながら、本誌の直撃にも、真摯に対応してくれた鳥山さん。偉人の訃報に、世界中が悲しみに包まれている。
( SmartFLASH )