女優の吉田羊が10月20日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演し、自身の「カラオケ愛」を語った。
番組では親友で女優の黒木華とのエピソードを紹介。共演したドラマ『純と愛』(NHK)の打ち上げのカラオケで、吉田が鬼束ちひろの『月光』を熱唱。この瞬間、黒木が吉田を気に入ったのだという。
吉田には、カラオケに関する持論があるらしく、「憑依しないと歌えない。カラオケは人を楽しませるものだと思っているので」と発言。
司会の鶴瓶に、他に好きな歌を聞かれるとこう答える。
「中島みゆきの『地上の星』。魂を込め、髪を振り乱して『ガーッ』っと。気持ちを込めて『風のっ』って歌い始めるんです」と答えていた。
吉田は、2015年に行われた『第48回日本有線大賞』の記者発表でもカラオケについて発言している。
「つらいとき、つらいときにカラオケでよく歌うのは中山美穂さんの『幸せになるために』。泣きながら歌って心を浄化しています」
「影響を受けたアーティストは?」と記者から質問されると、
「同郷ということもあって、椎名林檎さん。圧倒的な世界観にあこがれて、生まれ変われるなら林檎さんになりたいくらい。彼女の『罪と罰』はカラオケの十八番(おはこ)です」 と回答。
吉田のオフィシャルブログの記事(2008年11月4日)にはこんな記述も。
「ひとりカラオケで大熱唱。四面楚歌になるとよくひとりで行きますの。おほほ。歌ってたらどんどん涙が出て来て、ぐっちゃぐちゃの顔で大熱唱したった(笑)。部屋の前を通り過ぎる人が二度見してたけど気にしないでとにかく熱唱。ひとりカラオケでは必ず椎名林檎さんを唄う。自分を壊すのにちょうどいいからね(爆笑)。ザ☆デトックス。必殺。サウナとかよりよっぽどスッキリするぜ」
CM・ドラマや映画に立て続け出演し、引っ張りだこの吉田。カラオケはそんな忙しい彼女のオアシスになっているのだ。