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美智子妃殿下の隣で橋本龍太郎氏が「くわえ煙草」…昭和は有名人たちも「不適切!」み〜んなコンプラ皆無だった【画像あり】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.27 06:00 最終更新日:2024.03.27 06:00
《1986年当時の表現をあえて使用して放送します》
ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)に登場するこの「注意喚起のテロップ」が免罪符となって、同番組では喫煙、体罰、チョメチョメなど、令和の時代ではNGとされるシーンが描かれている。
コラムニストの泉麻人氏は、
「脚本家のクドカン(宮藤官九郎)は、事象やフレーズの選び方がうまい。主演の阿部サダヲはもちろん、ディスコの黒服の錦戸亮、『金妻』っぽい紺野まひるとか、脇役のキャスティングもハマっている。
ネットの『まとめサイト』の微妙になまったようなAI音声など、“イマネタ” の茶化しもシャレてます。1980年代は確かに雑でしたが、今は妙なネット的ムラ社会の倫理に縛られすぎだよね」と評価する。
ドラマのテーマのひとつでもある「コンプライアンス」の定義は、1980年代と今では異なる。本誌はドラマの設定と同じ1986年創刊。あらためてバックナンバーを見返すと、名だたる著名人たちの「不適切な写真」が続々と発掘された。
たとえば1987年(昭和62年)、美智子妃殿下の隣で橋本龍太郎運輸大臣がくわえ煙草をしているではないか!「両殿下の前では控えるべき」「立食パーティなら問題ない」と議論を呼んだ。
ほかにも、1986年(昭和61年)、入団1年めで “新人王” を獲得した19歳の清原和博が、選手納会で飲酒する場面も。大物ルーキーは飲みっぷりも半端ない。
昭和は、「不適切」で「雑」だったが、やはり面白い時代だったのかもしれない。