11月1日放送の『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)にて、AKB48とNGT48のメンバー・柏木由紀が、プロデューサーの秋元康からの教育について語っていた。
秋元からほとんどアドバイスされたことがないという柏木は「いちばん多分、連絡もとってないし、喋ってないと思います」という。
しかし、悩んだ末、ひとつのエピソードを語り始めた。
「ないですね。……あ、すごい昔、6~7年くらい前ですけど。『心に残ったことや、思ったことを書きとめておきなさい』って、急にメールで言われて。(自分が)10代だったんで、『ん? 急になんだろう』って思って」
疑問に思いながらも、ノートに日々思ったことを書きとめていった。
「それで、4年くらい前に秋元さんがソロのシングル曲を書いたんですけど。『カップリングを自分で書いてみなさい』って言われたときに、そのノート……別に、秋元さんに言われなかったけど、『あっ……』って思って」
書きとめておいたノートが役に立つ日がやってきたのだ。
「そのノートを持ってきて、昔に思ってたこととか、伝えたいことみたいなので、ばーって詩が書けたんですよ。急に3曲書かなきゃいけなくなって。1週間なかったんですけど、そのノートがあったから書けました。ありがたい」
口には出さないが、秋元はこう考えていたのではと推測する。
「『いつか、柏木はソロで歌えるかもしれない』って、前にそれも言われてたので。そのそきのために書いておきなさいっていうことを、多く言わずに『ノートに書きとめておきなさい』とだけ言って」
アドバイスを受けても、ノートに書きとめない人も多いはずだ。素直に日記を続ける愚直さが、柏木が活躍し続ける秘訣なのだろう。