エンタメ・アイドル
「ガールズケイリン」最年長一期生、高松美代子さんは50歳で小学校の非常勤講師から競輪選手に「目標はアメリカ大陸横断!」【各界の『虎に翼』】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.08 06:00 最終更新日:2024.04.08 06:00
連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)では、伊藤沙莉が女性弁護士の草分けを熱演している。本誌は、各ジャンルのパイオニアたちに「矜持と苦労」を直撃した。前例のない世界に飛び込んだ彼女たちには、共通する “強い思い” があった――。
2012年に女子競輪(ガールズケイリン)が48年ぶりに復活したときに、高松美代子さん(61)は一期生33名のなかの最年長選手として、50歳でデビューした。
「37歳のときに、以前から興味があったトライアスロンを始め、自転車のロードレースにも出るようになりました。そして、競輪場に行き、男性選手に走り方を教えてもらったら、おもしろいように勝てるようになったんです」
【関連記事:競輪選手のコロナ感染を発表しないJKA…競輪ファンは“これじゃ車券を予想できない”】
もっと強くなりたいと思っていたときに、女子競輪の再開と、選手募集の話を聞く。
「当時は小学校の非常勤講師でしたが、『挑戦しなかったら後悔する』と受験し、合格しました。環椎(かんつい)骨折などの怪我もありましたが、車券にも貢献できたし、選手としての5年間は充実していました」
いまは日本競輪選手会で、女子選手をサポートする。
「2023年は、フランスの大会で1200kmを走り、今夏にはイタリアで、1600kmの大会が控えています。目標は、アメリカ大陸5000kmを横断することです!」