違法賭博で借金を抱えた水原一平元通訳(39)が、大谷翔平(29)の銀行口座から450万ドル(約6億7500万円)を窃盗した疑いがもたれている。
一方、日本でも、側近に裏切られて財産を横領されたり、窃盗されたりする事件が後を絶たない。格闘家の皇治(34)は、2022年、中学からの仲間に700万円持ち逃げされたという。
「Wとはもう20年くらいのつき合いで、やんちゃしてたころからずっと一緒。俺の試合にも、毎回のように応援に来てくれてました。
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彼はバーの店員とかしてたんですけど、いろんなとこで借金してて、自分が肩代わりしたり、話をつけたりしてきたんです。
そのWにね、子供が産まれたんですよ。それで、焼肉屋をやりたいというので、ほなやるかと。大阪の心斎橋で店を出させたら、数カ月後に総額700万くらい、(持ち逃げを)やりよったんです。
売り上げはもちろん、店のシャンパンとかも横流ししてた。仕入れ表の時点から嘘でした。水原一平さんと一緒ですよ。ギャンブルで借金してたんです。そういうヤツなのは知ってたけど、俺にはせんと思ってたんですよ」
すぐに身柄を押さえたところ、Wは「悪かった。お金は返す」と言って3万円を2回、6万円だけ返してまたバックレたという。
「大谷さんは最初、一平さんの代わりにカネを振り込んだって報じられたじゃないですか。そのとき、“気持ち、わかる” って思ったんです。Wも『家賃が払えん』って泣きついてきてたんですけど、現金を渡すと絶対に別のことに使ってしまう。だから、俺がちょくちょく振り込んでたんですよね。
でも、大谷さんは『金は盗まれた』って言ってるんですよね。まあ、それが事実なんでしょうけど、俺はちょっとだけ “ホンマかな?” って疑ってます(笑)。
一流の人って、どっか狂ってるじゃないですか。完璧に見える大谷さんでも、常識外れの狂った行動をしてしまうことがあるんじゃないか。俺が、オンナに狂ってるように(笑)。
でもなあ、大谷さんはショックだったと思いますよ。一平さんは海外の狭い世界で、ずっと一緒やった仲間ですからね。
大谷さんが、『自分は関与していない』というなら、打たないとアカンですよ。アドバイスするなら『黙って打て!』ですよね。仕事せいと。騙すより騙されるほうがカッコいいし、このままだと奥さんがかわいそうやし、打って活躍するのが奥さんのためにもなるから(編集部注・取材時の大谷は、開幕以来ノーアーチが続いていた)。
Wは、刑事事件にしたら一発でパクられると思うんですけど、してないんですよ。俺もWは一生仲間やと思ってましたし、人間的には、人懐っこくて大好きですから。
噂では、Wは俺の会社に『戻りたい』と言ってるらしい……バカだな。6万しか返してねえから。せめて、もうちょっと戻してから言えよって(笑)」