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「TARAKOさんが頭に浮かぶ」『ちびまる子』新声優に高評価続出、昭和プロ野球ファン激アツのストーリーも話題に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.22 16:05 最終更新日:2024.04.22 16:16
4月21日、人気アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)に、主人公・まる子の新しい声優として、菊池こころ(41)が初出演した。
「1990年の放送開始から、まる子の声をつとめていたTARAKOさんは、3月4日に逝去(享年63)。菊池さんは、その後任ということで大きな注目を浴びていたなか、この日の『プロ野球開幕!!』の巻が、お披露目の回となりました。この日は、巨人戦の野球中継がある日はかたくなにテレビのチャンネルを譲らない父ヒロシと、野球以外のチャンネルが観たいまる子&おじいちゃんの攻防を描いたもの。
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菊池さんは、かなりのプレッシャーだったはずですが、新生・まる子はTARAKOさんのまる子を彷彿させる場面も多く、久しぶりに『ちびまる子ちゃん』を観た人のなかには、知らなければ、声優が代わったことにすら気づかなかった人もいたかもしれません。それほどに違和感がないデビューでした」(週刊誌記者)
オープニングの「みんな~、いっくよ~!」というかけ声で始まった番組の冒頭から放送後にかけて、Xでは「ちびまる子ちゃん」「新まる子」といった関連ワードが続々とトレンド入り。ネットでの評判を見ると、
《TARAKOさんのまる子のイントネーションをかなり理解しておられ、台詞によってはTARAKOさんが勝手に頭に浮かぶことすらあった(中略)TARAKOさんを偲びつつ、生まれ変わった「まる子」に期待する》
《かわいくて憎めない感じはそのまんま。そこにこころさんの声質も加わって、この方に決まった理由がよく分かりました。裏でみえない様々な努力や研究をされたのだろうなって》
《注意深く聞かないとうっかりTARAKOさんのまるちゃんだと思っていたと思います。少し澄んだ声のまるちゃんになったかな。でも本当に似ていて声優さんって本当に素晴らしいなあと思いました。新しいまるちゃん、すぐに違和感なくなりそうです》
など、絶賛の声が多く寄せられた。
また『ちびまる子ちゃん』の舞台は1970年代前半の時代設定ということもあり、ヒロシの観る巨人戦には、選手として王貞治、柴田勲、高田繁らが登場。また横浜DeNAベイスターズの前身、大洋ホエールズ時代の湘南ユニホームを着た山下大輔も登場したことで、
《ちびまる子ちゃんは静岡清水が舞台なので当時で言えば大洋山下大輔が地元のスターで人気あったね》
《今日のちびまる子ちゃん 巨人時代の高田繁さんや大洋ホエールズの黄金ルーキー山下大輔さんが登場したけれど、後の同時期に高田さんはベイスターズのGM。山下さんは2軍監督を務めていたから、何気にDeNAベイスターズ要素強い回だったな》
《横浜DeNAベイスターズ前身、大洋の「湘南カラー」ユニ、また清水出身の山下大輔さん(現・くふうハヤテGM)入団は1974年から。なお、大洋が川崎から横浜に移転し、横浜大洋となるのは1978年から》
といったマニアックな指摘もあがるなど、昭和のプロ野球ファンにも激アツな展開となった。
誰もが期待と不安混じりで注目していた新生まる子は、上々の滑り出しとなったようだ。
( SmartFLASH )