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今期連ドラで主演「広瀬アリス」「川口春奈」の共通項は「ゆとり教育」…実は大谷翔平も羽生結弦もみんな “同級生” だった!
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.29 20:30 最終更新日:2024.04.29 21:00
一挙手一投足が注目され、連日話題をさらうドジャース・大谷翔平選手。大谷は1994年生まれで、“同級生” には、フィギュアスケートの羽生結弦、水泳の瀬戸大也、萩野公介などがおり、多くの一流アスリートが生まれた年として知られている。
「実は、芸能界でも1994年の “同級生” 世代の活躍が目立つのです。たとえば、広瀬アリスさんと川口春奈さん(川口は1995年の早生まれ)。今期、広瀬さんと川口さんがともに主演する連ドラが放送されることで、業界ではどちらが勝つのか、ひそかに注目されているのです」(芸能記者)
4月8日、広瀬が主演を務める連ドラ『366日』(フジテレビ系、月曜)がスタート。今作は沖縄出身バンドHYの名曲「366日」をモチーフにしたオリジナル作品で、高校時代に実らなかった恋を12年越しで叶えようとする壮大な愛の物語となっている。
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第1話の平均視聴率は、世帯7.2%、個人4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話は世帯6.4%、個人3.9%、第3話は世帯5.9%、個人3.5%となっている。
一方、川口が主演を務める『9ボーダー』(TBS系、金曜日)が19日にスタート。こちらは、19歳、29歳、39歳と大台直前の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結し、人生を前向きに歩んでいく姿が描かれる。第1話の平均視聴率は世帯6.7%、個人3.6%だった。
また、見逃し配信である「TVer」では、『366日』のお気に入り数は86.7万、『9ボーダー』は80.3万となっている(4月29日時点)。視聴率もお気に入り登録者数もほぼ互角と言えそうだ。
広瀬は、4月7日、「クランクイン」のインタビューで「1994年組」について、西野七瀬、清野菜名、川栄李奈、松岡茉優、二階堂ふみ、そして川口春奈の名前をあげたうえで、
「みんな、10代の時にたくさん一緒に仕事をしたメンバーなんです。だから今も変わらず、10代の時の “友達のまま” という感じなんです。伊藤沙莉ちゃんも同い年なんですけど、沙莉ちゃんと会う時も仕事の話は一切しないです(笑)。
(中略)同じ仕事をしているから励まし合うとかよりも、友達のまま、ありのままのプライベートな自分でいられています。それが、私にとって一番穏やかになれる時間だなと思います」
とコメントしている。
ちなみに、どうして1994年生まれに活躍している人が多いのか。かつて、本誌の取材にジャーナリストが答えている。
「『1994年組』は、実は “ゆとり世代” ど真ん中です。ゆとり世代とは、おおよそ1987年から2004年生まれを指す言葉です。膨大なカリキュラムを教える “詰め込み教育” から一転して、学習時間を減らし、余裕ある学習指導要項が採用されました。
今ではゆとり教育から脱ゆとり教育に移行していますが、『1994年組』は、小学2年生から義務教育が終了するまで、すべてをゆとり教育のなかで過ごしたのです」
ゆとり世代より前の日本の教育は、みんなを同じ鋳型に当てはめるという考え方だった。だが、ゆとり世代になって初めて、興味や関心、能力、適正が人によって違うことが理解されるようになった。
「人は人、自分は自分」、そして「それぞれのいいところを伸ばす」という考え方が浸透した結果、個性的な才能が続々と生まれたのだ。今後も、この世代の活躍は続きそうだ。
( SmartFLASH )