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坂本冬美の『モゴモゴ交友録』松崎しげるさん(74)ーー「俺の唇と冬美ちゃんの唇が触れ合っちゃったんだよねぇ」…爆弾発言にタジタジ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.06.01 06:00 最終更新日:2024.06.01 06:00
「覚えてる!? 俺とチューしたのを?」
今年2月に放送された『昭和歌謡パレード』(BSフジ)で、いきなりこんな爆弾発言をなさったのは、大先輩の松崎しげるさんです。
な、な、な、な、な、な、なんですとぉ? 松崎さんとキス? いつ? どこで?
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いや、あの……それが事実だったら、「FLASH」さんが黙っていませんよ(笑)。もしかして、ほかの誰かと間違えていませんか?
えっ!? 間違いじゃない?え~~~~です(苦笑)。まったく記憶にありません。でも、でも……それは大事件です!
「30年くらい前かな。冬美ちゃんが司会をしていたテレビ番組があったじゃない?」
読売テレビの『u・fu・fu』ですよね。で、その最終回(1996年6月29日放送)に、松崎さんはタキシード、わたしはお着物で、船上デート風な演出のなかラブソングを歌い、なんとなく2人が寄り添う感じで、そのままエンディングになったんですよね。懐かしいなぁ。
「そう、そう。思い出したでしょう?」
いや……あの……ちょっと待ってくださいね。水面が夕陽に照らされ、寄り添うような感じになった松崎さんとわたしの姿が、シルエットのようになって……。
「そのときだよ!」
松崎さんの証言によると、メラメラと燃え上がるいたずら心から、ほっぺにチューしようと試みたそうです。ところが……。
「どういうわけか、俺の唇と冬美ちゃんの唇が触れ合っちゃったんだよねぇ」
松崎さんはそう言うと、照れたように、えへへへとお笑いになりましたが、わたしとしては、それどころじゃありません。
唇と唇? それって……それって……マジなキスじゃないですか!?
デビューして最初の15年くらいは、本当にもう忙しすぎて、ひとつのお仕事が終わったら、それをきれいに消去しないと、次のものが入ってこないわたしですが、いくらなんでも、チューは覚えてるはずですよ、チューは! 大先輩に対して失礼ですが、しようと試みたけど、空振りに終わったということでは?
ことがことだけに、わたしは必死に抵抗を試みましたが、逆に「俺は何度もVTRを見直したからね。冬美ちゃんもちゃんと見て、復習してから来てくれなくちゃさぁ~」と、笑いながらお叱りをいただく始末です(苦笑)。
でもですよ。もしもですよ。わたしが忘れていたんだとしたら、松崎さんに対して失礼ですが、あのとき本当にキスしていたとしたら……立派なセクハラですよね(笑)。
松崎さんの代表曲『愛のメモリー』の作詞は、わたしのデビュー曲『あばれ太鼓』の詞を書いてくださった、たかたかし先生です。そんなご縁もあって、松崎さんにはデビュー時からかわいがっていただきました。
とってもフランクで優しくて、いたずら心も茶目っ気もお持ちで(笑)、いつお会いしても楽しい先輩です。
ご本人は、「俺も歳を取っちゃったからさ」とおっしゃいますが、とんでもない。パワフルな声は、お若いころと少しも変わらず、ビンビンでバリバリです。
いやそれどころか、先日お会いしたときも、「西田(敏行)さんと朝まで飲んじゃってさぁ~。気がついたら、一升瓶が空になっていたよ」とおっしゃっていたように、ますますパワーアップされている感じです。しかもそれでいて、声はビンビンに出ているんですから、言葉は悪いかもしれませんが、ほとんど怪物です(笑)。
さかもとふゆみ
1967 年3月30日生まれ 和歌山県出身『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、最新シングル『ほろ酔い満月』が好評発売中!
写真・中村 功
取材&文・工藤 晋