「最近は “かわいいすず” “大人っぽいアリス” のイメージが出来上がりつつある。“売れっ子の姉” ではなく、妹に負けない演技力で業界内で評価が急上昇している」(映画関係者)
東京国際映画祭に、映画『巫女っちゃけん。』の巫女姿で登場した広瀬アリス(22)。レッドカーペットでは艶やかなドレスを身にまとう女優が多いなか、ひときわ目を引いた。
当初は大ブレイクした妹・広瀬すず(19)の後塵を拝し、なかなか存在感を発揮できない時期を過ごしていた。
「事務所は彼女を売り出すため、ドラマや映画に限らず、露出の機会を増やしていった」(芸能プロ関係者)
これが功を奏し、バラエティ番組では、明るさとトーク力、引出しの多さでひっぱりだこに。そして朝ドラ『わろてんか』では、主人公の恋敵として「憎めない悪女」を見事に演じている。
「一直線の演技とエキゾチックな瞳はすずさんにはない突出した特徴。ここ2、3年で顔立ちが大人っぽくなり、悪女役や天然な役など、幅広い表情を見せてくれるので、目が離せない存在です」(映画ソムリエ・東紗友美氏)
妹にはない強みを生かしたキャラクターが高い評価へ繫がっているようだ。
「いろんな表情、いろんなカラーに染まっている広瀬を見てもらいたい」(「毎日新聞」2017年10月26日付朝刊より)
と語り、全方位で躍進を続ける彼女の巫女姿を拝めば、きっとご利益があるに違いない!
(週刊FLASH 2017年11月14日号)