水谷豊は自宅の素振りで植木鉢を真っ二つ、練習1回で300球も打ち込む木村拓哉は浜田雅功とラウンド中【芸能界ゴルフ武勇伝】

 

　新型コロナの “3密回避” をきっかけに訪れたゴルフブーム。芸能人たちも、名門コースを日々訪れている。

 

　テレビ局やゴルフ業界の関係者、たまたまコースで出くわしたラッキーなプレーヤーらに聞いた、スターたちの意外な “本性” と人脈を紹介しよう！

 

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「2、3組前を回っていた僕らのコースにまで、OBボールが飛んできたんです。『パワー、すごいですね』と伝えると、『そんなことないですよ、ありがとう』とすごく低姿勢で謝ってこられました」

 

　去年、竹原慎二（52）とコースで出会った男性が振り返る。芸能界には、プロ顔負けの技術やパワー、熱意を持つ “ガチンコ” 勢も多い。

 

　柴田恭兵と並び、ゴルフ通の舘ひろし（74）は、能ある “タカ” ぶりを発揮する。

 

「とにかくおしゃれで、2018年まで開催されていた『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』では、イギリス紳士さながらのニッカーボッカー姿でプレー。

 

　実力は芸能界屈指で、同大会では何度も上位に入賞しています。2015年大会のホールアウト後は、柴田恭兵さんとの『タカ＆ユージ』コンビで登場し、ギャラリーを沸かせていました」（ゴルフライター）

 

“チャラ男” の石田純一（70）だが、ゴルフには靴下を履いてまじめに向き合う。

 

「べストスコアは71で、2023年におこなわれた『ドラコンウルトラマン決定戦』では、69歳にして驚異の270ヤードを記録しています」（同前）

 

　イメージどおりストイックなのは、織田裕二（56）だ。

 

「都内のゴルフ練習場では、プライベート席を選ばず、一般客に交じって打ち込んでいました」（居合わせた客）

 

　水谷豊（71）は、最近になってゴルフ熱が再燃した。

 

「家で素振りをしていたときに植木鉢を割ってしまい、その後始末でオフの日が潰れてしまったのだとか」（テレビ局関係者）

 

　鷲見玲奈（34）や橋本マナミ（39）は、練習場で200球以上打つこともあると明かすほど練習熱心。今は2人とも、ゴルフ番組を持っている。だが、負けず嫌いなことで知られる木村拓哉（51）はさらに上を行く。

 

「20代のころは『絶対にやらないスポーツ』と思っていたとのことですが、さんまさんから『絶対、お前には負けへん』と言われ、火がついたそう。今では、一回の練習で300球も打ち込むほど熱中し、ダウンタウンの浜田雅功さんらとラウンドしているそうです」（芸能プロ関係者）

 

　反町隆史（50）については、こんな証言が。

 

「千葉の難しいコースで、僕らの後ろに、一人で回るスラッとした人がいるなぁと思っていたら、反町さんだったんですよ。黙々と練習されていました」（プロゴルファー）

 

　一方、アンタッチャブルのザキヤマこと山崎弘也（48）は、ことゴルフになると “テキトーキャラ” を封印する。

 

「上下スエットにサンダル姿でコースに現われたオードリーの春日俊彰さんを、『紳士のスポーツなんだから』と説教したそうです。ショットを打つ前には必ず、スコープで残りのヤード数を確認するといいます」（芸能プロ関係者）

 

　TIMのゴルゴ松本（57）とよく一緒にゴルフに行くという石橋貴明（62）のプレースタイルは、相方の木梨とは正反対だという。

 

「終始、真剣そのもの。アスリートのようにラウンドしているそうですよ」（テレビ局関係者）

 

　では、いちばんゴルフがうまい芸能人は誰か。まず名前が挙がったのが、ベストスコア72のヒロミ（59）だ。

 

「ほぼプロなんじゃないかというくらい、とにかく安定したゴルフなんです。織田裕二さんと同じ練習場を利用されています」（芸能プロ関係者）

 

　武井壮（51）を推す声も。

 

「プロを目指し、アメリカへゴルフ留学しています。ベストスコアは69で、昨年、ティーチングプロ資格の実技試験に、オール70台で合格しています」（ゴルフライター）

 

　男性芸能人では、ほかにもキングコングの梶原雄太（43）や、さらば青春の光の東ブクロ（38）、多くの芸人たちから頼りにされ、インストラクター資格を持つ大西ライオン（44）の名前が挙がるなど混戦模様。だが、女性では “本命” がいる。元SKE48の山内鈴蘭（29）だ。

 

「小3からゴルフを始め、ベストスコアは75。現在はゴルフイベントやレッスンスタジオをプロデュースするほか、プライベートでは元レスレリング選手の吉田沙保里さんらとラウンドしています」（芸能プロ関係者）

 

　ゴルフブームの芸能界への影響を、TKOの木下が語る。

 

「芸人でいえば、ノブとか蛍原（徹）さんとか、ゴルフ愛の強い人が本当に多いですね。それに今は、大西ライオンもそうだと思うけど、もともと毎日忙しいわけではなかった芸人が、コロナのタイミングでゴルフにギュッと寄せて、それでご飯を食べられるようにもなってきている。なんでみんな、そんなにハマるのか？　だって、太陽の下で大人同士が、シラフで6時間も話す機会ってないですからね」

 

　芸能人のゴルフ武勇伝は、これからもまだまだ増えそうだ。

( 週刊FLASH 2024年6月25号 )