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じゅん&ネネの「ネネ」和歌を自作メロディで歌う「和歌うた」挑戦中
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.12.02 16:00 最終更新日:2017.12.02 16:00
1968年にリリースした『愛するってこわい』で80万枚超の大ヒットを飛ばし、一躍スターダムにのし上がった女性デュオ・じゅん&ネネ。
ネネさんは高音パートを担当し、ロングヘアが似合うアイドルだった。本誌では1989年、八丈町の町長選に出馬したニュースで登場した。今は岡山県浅口市内の賃貸一戸建てに住み、音楽活動を続けている。
「2000年ごろから、万葉集や古事記に記載されている和歌を自作のメロディにのせて歌う “和歌うた” に取り組んでいます。2016年12月には、和歌うたで3枚めとなるCDアルバム『小倉百人一首』をリリースしまして、今はそれをメインにしたライブで、あちらこちらへ行っています」
このアルバムは、小倉百人一首に登場する百首すべてを、風や花、恋、季節などにジャンル分けして、複数の歌をひとつの歌詞に組み合わせ、優雅な曲をつけて組曲に仕上げたもの。その数は15になる。
「きっかけは1998年、『もう一回ちゃんと勉強し直そう』と入学した都立八丈高校で、日本の古典にふれたことです。日本人ならではの豊かな感受性に心を動かされました」
その後、横浜を経て2012年に現在の地へ。東日本大震災で地震の怖さを体感し、地震の少ない場所を生活の場に選んだ。
「じゅんさんとは、お互いのスケジュールが合うときにデュエット活動をしています。歌って年齢に関係なく、そのときに見合った楽しみ方ができるでしょ? それがいいんですよ」
ねね
1950年6月15日生まれ 1968年、じゅん&ネネを結成し『愛するってこわい』でデビュー。1972年に解散後は、それぞれソロ活動をスタートさせ、2003年にデュオを再結成。
(週刊FLASH 2017年11月7日号)