6月26日に女優の河合優実が、今田美桜主演のNHK連続テレビ小説『あんぱん』(2025年4月から放送予定)に出演することが発表された。
河合といえば、2024年3月まで放送されていたドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で、主演の阿部サダヲの“ヤンキー娘”役を演じて、一躍注目されるようになった。
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『あんぱん』は、「アンパンマン」で知られる漫画家・やなせたかしとその妻をモデルに描く物語。そのなかで河合は、ヒロインの妹役を演じるという。
「制作統括担当者がコメントしているように、河合さんは自ら『あんぱん』のヒロインオーディションに参加し、そちらでは選ばれなかったものの、圧倒的な芝居力と天真爛漫な点がキャラにピッタリだとして、オファーされたようです」(芸能記者)
ここまで発表されている主要キャストは、やなせをモデルにした漫画家役の北村匠海、細田佳央太、原菜乃華ら。そこに今田と河合が加勢し、今人気の若手俳優陣が“てんこ盛り”だ。
対して、現在放送中の『虎に翼』は、主演の伊藤沙莉のほか、森田望智、土居志央梨、平岩紙といった演技派たちが目立っている。
NHK関係者は『虎に翼』をこう評価する。
「ヒロインの伊藤さんをはじめ、人選がやや“渋い”と言われていた『虎に翼』でしたが、放送開始後は局内の評判はすこぶるいい。仲野太賀さん、石田ゆり子さん以外はまさに“バイプレーヤー”という面々でしたから、制作陣は放送後の評価に胸を撫で下ろしたのが本音です。
特に夫役の仲野さんとの“今生の別れ”のシーンでは、SNSなどで『歴史に残る』と大バズリでした。こんなことが起こるのは、これまでの朝ドラや大河ドラマにはなかったので、制作陣はホクホクですよ(笑)」
そのキャスティングが、次の『あんぱん』に影響している可能性があるという。
「基本的にキャスティングは、前後に放送される朝ドラ、大河ドラマの出演者との被りが起きないように配慮されます。
『あんぱん』で、北村さんら新進気鋭の人気俳優が勢揃いしたのは、これまで脇役として重宝されてきた実力者が並ぶ『虎に翼』の“反動”もあると思いますよ」(同前)
豪華役者陣はアンパンマンのように、期待に応える活躍を見せられるか。
( SmartFLASH )