7月11日の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)の『マネジャーからの売り込み!ウチのタレントにお仕事ください!』という放送回に、さらば青春の光・森田哲矢さんがゲスト出演していました。
自身の事務所の社長でもある森田さんは、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)にたびたび出演したことで話題となっている芸人・ひょうろくさんを売り込んでいました。
坊主頭にひょろっとした体型のひょうろくさんがスタジオに登場すると、ゲストの中山忍さんは、まだ一言もしゃべっていないひょうろくさんを見て「素晴らしいキャラクターですよね」と絶賛。
筆者は以前、個性的なキャラクターがゆえに、よく声を掛けられるようになったという話を、ひょうろくさんからお聞きしています。
【関連記事:『水ダウ』3週連続出演した「ひょうろく」芝居なのに罪悪感から本当に心臓がバクバクする “仕掛人” 魂】
「最近は男性の方に街中で『ひょうろくじゃないですか?』とか、声をかけていただくようになりまして。あと、僕がお風呂に行くと、けっこう遠目から、ちんちんを見られるようになりました。僕が体を洗ってて、鏡を見たら、僕の後ろからのぞいてる人が映ってて。お声をかけてくれたら僕も『ああ、見てください。たいしたものじゃないですけど』ってなるんですけど」
SNSでも、ひょうろくさんに興味を持つ人からダイレクトメッセージが来るそうです。
「『ひょうろくさんのお尻の写真を送れませんか?』って来ます。怖くて『大変申し訳ございませんが、お見せすることはできません』と送ったら既読無視されました」
ひょうろくさんは坊主頭が特徴的ですが、坊主になったのはCM出演がきっかけだったと言います。そのCMは2015年に放送された亀田興毅さんが出演した『スニッカーズ』(カラオケ編)。
一緒にカラオケに行った友達が、お腹が空いて怒りっぽくなり、亀田さんに変貌してしまいます。しかし、スニッカーズを食べると落ち着いて元の友達に戻るという演出。その元に戻った友達役がひょうろくさんでした。
「坊主の前は普通の髪が生えてるって感じで、長さは10cmぐらいあったんですが、CM撮影のときに坊主にしました。ちょうどその頃のタイミングでハゲてきまして。撮影後も伸ばすにも伸ばせなくなってしまって……それからずっと坊主です」
ひょうろくさんが『スニッカーズ』のCMに映っている時間はコンマ何秒というレベルです。そんな一瞬でも、当時からしっかりとインパクトを残していました。確かに中山忍さんがおっしゃるように、ひょうろくさんは素晴らしいキャラクターですね。
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
( SmartFLASH )