《今のところ、おそらく僕は今日で最後。それが、怒りと呆れで終わってしまいました。芝居の客席で電飾のうちわなんかを初めて見ました。「私たちはいったい何を頑張ってたんだ。。。」という虚しさだけを胸に、去ります》
7月21日、自身のXでそうつぶやいたのは元ほっしゃん。こと、俳優の星田英利。7月12~21日に東京・六本木の俳優座劇場で上演された舞台『a Novel 文書く show』で数作品に出演した星田は、千秋楽の報告とともに冒頭の投稿を続けた。
このポストに対して、舞台の観劇マナーについての議論がX上でかわされている。
「星田さんが嘆いた『電飾のうちわ』を掲げていたのは、共演していた元AKB48・谷口めぐさんのファンのようです。谷口さんは22日、Xを更新。この件について触れ、《舞台に出させていただいてる度に伝えていましたが、舞台はうちわなどはダメなんです…自分のFCイベント等ではうちわ嬉しいですが、舞台は違うんです…》と投稿。続けて、《私がもう少しはっきり伝えていれば良かったと思っています。今回の件で、沢山の方にご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした》と謝罪していました」(芸能記者)
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星田の嘆きに対して、Xでは、
《舞台に電飾団扇を持ち込むとか、それはマナーの問題どころか妨害行為じゃん》
《ヲタがマナー違反して推しに謝らせる…ってどういう状況なのよ。推しを悲しませる奴はヲタやめた方がいいね》
など、批判の声が複数飛んだ。また、結果的に謝罪する形になった谷口のポストのコメント欄にも、
《めぐはなんにも悪くないのよ 舞台はストーリー、演者を楽しむものであって承認欲求を満たす場所ではないのですから それは一般常識ある人なら普通はわかるものなのよ》
《舞台なんか見た事ない人達が推し目当てで行くからこうなるんだよな。自分が良ければいいと思ってる。自分勝手だな。おめぐは悪くないよ!》
と、谷口を励ます声が多く寄せられる結果となった。
「アイドルが、本格的に女優を目指して舞台で経験を積む、というのはよくあるケース。もちろん、舞台の制作側も、そのアイドルのファンが観劇に来てくれることを願っての面もあります。ただ、やはり舞台とアイドルのステージでは、“推し方”が変わりますからね。ふだん劇場に足を運ばないファンは、その線引きがわからなかったのかもしれません。結果的に、推しのアイドルに迷惑をかけてしまった点は、残念ですね」(芸能記者)
ファンとして、最低限のTPOは持っておいてほしいもの。
( SmartFLASH )