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「ジャニーズ辞めたら使うんだ」二宮和也、朝ドラ初出演で「独立」との関連疑う声…NHKは大河含め“ジャニ切り”の過去
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.08.02 19:30 最終更新日:2024.08.02 19:30
8月1日、女優の今田美桜が主演する2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に、「嵐」の二宮和也が出演することがわかった。
「漫画家・やなせたかしさんをモデルにした『柳井嵩』と、その妻を描く同ドラマですが、二宮さんは柳井嵩の父役を演じると発表されました。デビュー25年以上で、多くのドラマ、映画に出演してきた二宮さんですが、NHKの朝ドラには今回が初出演となります」(スポーツ紙記者)
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長らく俳優を続けてきた二宮には待望のオファーだっただろう。しかし、この発表後、X上ではNHKに対してこんな“疑り”の声が聞かれたのだ。
《二宮くんの朝ドラ出演さ、辞めたら起用してやるよ。ってことですものね?》
《NHKってジャニーズ辞めたら使うんだ。ニノは個人だと独立しているけど嵐は旧ジャニ。基準が分からない》
《二宮さんの朝ドラ出演はめでたいけどNHKは「事務所辞めたら出演OK」ってはっきり言ってるようなもんだよね》
2023年9月に、NHKの稲葉延雄会長は旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)が会見で、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を認め、謝罪したことなどの対応を問われ、旧ジャニーズ事務所所属タレントの「新規の出演依頼を当面の間はおこなわない」と発言していた。
実際に2023年大晦日の『NHK紅白歌合戦』では、44年ぶりに旧ジャニーズ事務所所属タレントは出演せず、現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』や連続テレビ小説『虎に翼』などの“看板番組”には出演がない状況が続いていた。
「性加害問題が広く報じられた2023年は、嵐の松本潤さん主演の大河ドラマ『どうする家康』が放送されていました。
しかし、旧ジャニーズ事務所が会見を開く前の時点から、そのとき発表されていた連続テレビ小説や大河ドラマの出演者に、旧ジャニーズ事務所所属タレントの名前がいっさいありませんでした。
こうした動きに『性加害の拡大を考えて、予防線を張っているのか』と業界内で話題になるほど、NHKは“即切り”の対応を見せていたんです」(芸能記者)
しかし、二宮は2023年10月に、ほかの「嵐」メンバーより先んじて、旧ジャニーズ事務所からの独立と個人事務所の設立を発表。
その行動を受けて、それまでに契約していたクライアントがCM放送継続を発表するという動きもあったのだ。
「実際に二宮さんは独立に際し、『自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなった』とコメントを出していたように、立ち消えになった仕事もあったのでしょう」(前出・芸能記者)
二宮にとっては万々歳の選択だったと思うが、NHKが考える“線引き”はどこにあるのだろうか――。
( SmartFLASH )